日経大チョンボ、日立三菱統合w

ところで訂正記事出たのかよ?
山根さんは日経ビジネスの記者さんなので、日経の一員だ。
日経の責任を問う記事を書いて欲しいね。
 
それはそうとして、確かにこの「幻のスクープ」が出たときに奇妙な感じがしたものだ。
だって、原発でダメージ受けて困っているのは日立のほうだからだ。
御三家の三菱重工が統合を受けるなら日立が吸収される形しか有り得ない。
なのに日経の記事は日立が重工を飲み込むニュアンス。
へんだなあ。よく、重工がそんなこと飲んだなあ。と思っていたらこの有様ですよ(笑)
「スクープ」した記者というかデスクはアホ?

三菱重工が怒るホントの理由
「日立が飲み込む」という観測の余波
山根小雪
2011年8月5日(金)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20110805/221913/
 
 「極めて遺憾、断固抗議してまいります」──。三菱重工業は8月4日夕方、日本経済新聞が朝刊1面トップで報じた「日立・三菱重工 統合へ」という記事に対し、こうコメントを発表した。
 同社のコメント発表はこの日2度目。午前9時に出した「本日、当社と株式会社日立製作所との統合に関して、一部報道がありましたが、これは当社の発表に基づくものではありません。また、報道された統合について、当社が決定した事実もありませんし、合意する予定もありません」とのコメントに続くものだ。
 同一の記事に対し、2度も否定的なコメントを出すのは極めて異例だ。なぜ、三菱重工はこれほど怒りを露わにしているのか。
 その理由は、「経営統合」という表現にありそうだ。単純に売上高だけを見れば、9兆3158億円の日立製作所に対し三菱重工は3分の1の2兆9037億円。日経報道の「新会社の売り上げ規模は12兆円」という説明は、両社が全面的に経営統合した場合の数字で、そうなれば企業規模の大きい日立が三菱重工を飲み込む印象を与える。
(略)
 今回の統合に関する報道で、三菱重工側には「むしろ主導権を握るのは我々の方だ」というプライドがあったとしても不思議ではない。このプライドをスクープ記事が刺激してしまった。それが、1日に2度の否定コメント発表につながったのではないだろうか。