ソンマサヨシに掩護射撃

小学生の読書感想文か!(笑)
この人技術にも数字にも弱いんだろうなあ。与太話とたまたま目にした事例でデフォの結論につなげる。。。
ソンマサヨシをヨイショしたいのは判るけど、ロジックも数字も存在しないと説得力はゼロです。
面白いから少し添削してみようw(漏れはむかし世ゼミの添削員やってたんですw)

News&Analysis
【第297回】 2011年7月22日 友清 哲
アテにならない政府と改革の狼煙を上げる孫社長 白熱する「再生可能エネルギー議論」の理想と現実
http://diamond.jp/articles/-/13255
(略)
 これは全国35道府県の協力を得て、再生可能エネルギーの普及を加速度的に進めようという目的で設立されたもの。折しも、孫社長が被災地支援のために個人資産から100億円の寄付を表明したインパクトをそのまま追い風にするように、各種メディアからも高い注目度をもって受け止められている。

(にゃんこのコメント)
100億円の寄付の話を挟む意味はなんですか?震災支援と再生エネは別の話ですね。レトリック?論文では不要です。

(略)
 そのため、にわかに再生可能エネルギーへの注目度が高まる背景について、「政権延命のために再エネ法を利用しようとする菅首相の思惑と、ビジネスを拡大したい孫社長の思惑とが合致したため」と揶揄する報道もある。事実、孫社長はいたるところで再エネ法の成立を積極的に呼びかけてきた。
 とはいえ、再生可能エネルギーへの転換は、東日本大震災原発事故が発生する以前から、CO2削減・地球温暖化防止を図るための「火急の課題」とされてきた。ドイツの例を見てもわかる通り、それはもはや世界的なトレンドである。

(にゃんこのコメント)
筆者は「孫社長の思惑」を「揶揄」と切り捨てています。しかしそう判断した根拠が示されていません。「再生エネルギー転換は世界的なトレンド」というのが理由らしき部分ですが、「世界的トレンドだから〜孫社長の思惑ではない」というのはまるで意味不明です。

(略)
 ただし太陽光発電は、夜間の発電を行なえないという致命的な欠点を持つため、近年では宇宙で太陽光発電を行なう「宇宙太陽光発電」の研究が各国で進められている。再びこのジャンルにおける復権を果たすカギは、ここにあるのかもしれない。

(にゃんこのコメント)
太陽光の本命は宇宙発電!でもお高いんでしょう?(笑)

(略)
 こうした事例を見てもわかるとおり、規制の強さに加えて、環境条件の厳しさや開発コストの高さなども、多くの企業や自治体が再生可能エネルギーの開発に二の足を踏んできた大きな理由の1つと言える。
 その点、今回のムーブメントの中核を、「規制の壊し屋」として名高く、潤沢な資金力を持つ孫社長が担っていることは、ある意味心強い。

(にゃんこのコメント)
それが陰謀論の根拠なんですが。。。電話参入で6000億円も個人資産作るなんてすごいですね(棒)

(略)
 記者説明後、孫社長は記者団に、全量買い取り価格について「世界的な相場観なら採算がある程度成り立つが、政府の決め方次第。日本だけが異常に低いとなると、我々も実験レベルで終わってしまう」と懸念を示した。

(にゃんこのコメント)
その前に政府の強制を問題にしないんですかね?電力自由化!ただし再生エネルギーは除くw

(略)
 前述の通り、菅直人首相も「脱原発」を匂わすコメントを発しているが、これは「具体性のない長期展望である」としてバッシングを浴びている。しかし、政府の意図として、エネルギー政策の転換を根本的に図ろうとしていることは事実だろう。

(にゃんこのコメント)
このひとの「しかし」ってまったく論拠不明で接続されるんだよね。どうしてそういう判断なのか。

 そうなると、実際問題として、原発に頼らずどこまで全国の電力をカバーすることができるのかが、気になるところだ。
 これについては、半ば陰謀論めいた疑義も噴出しており、現状で正確なデータを割り出すことは不可能だろう。ただ、こうしている現在も、次々に再生可能エネルギーの活用を目指す新たな技術が研究発表されている。

(にゃんこのコメント)
気になるよね。だけどデータを割り出すことは不可能!しかし研究発表されているから、たぶん大丈夫だ。
なんというゆとり論法!

 たとえば、三菱化学の最近の発表によると、ビルの壁面や車のボディに「塗って」使うことができる太陽電池の実用化に、メドがついたという。まだ変換効率などの諸問題は残るだろうが、それでも東京の高層ビル街が軒並み電気を蓄える機能を持てば、相当な“戦力”となるに違いない。

(にゃんこのコメント)
だから、数字も示さずにたまたま見聞きした話を挿入するのやめれ。なんのために挿入するのよ。ただのおしゃべりじゃないんだから。

(略)

追記)
うわっ、いかにもエコなプロフィールw

友清哲
@tomokiyosatoshi 三軒茶屋
フリーライター兼編集者。雑誌やWebに寄稿しつつ、ムックを作ったり書籍を著したりの一人編プロ状態。主な著書に『作家になる技術』(扶桑社文庫)、『片道で沖縄まで』(インフォバーン)、『キレイ探求!宮古島。』(秋田書店)ほか。プロライセンスを保持するボクシングオタク。最近はベースも弾きます。