日本の放射能漏れは最近なんでニュースにならないの?

次回に期待(わくてか)

2011年5月19日(木)
中国メディアは放射能漏れ報道を避けているのか?
「日本の放射能漏れは最近なんでニュースにならないの?」といぶかる網民
遠藤誉
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20110518/220025/?P=1
(略)
・ 和諧されたのよ、きっと。真相を知ることはできないわ。
(「和諧社会」とは現政権のスローガンで、「調和のとれた社会」という意味だが、網民たちは政府のネット検閲により情報や書き込みが削除されることを「和諧された」と称している。

(にゃんこのコメント)
「友愛」と同じ使われ方(笑)

(略)
特に東京電力が発表する情報の不透明さに対する不信感は、日本全体への不信感につながり、低濃度放射能汚染水を海に排出した時にピークに達した。
どの大手サイトにも数十万から数百万に及ぶ書き込みがあり、日本への不満が満ち満ちていた。
・ 海は人類の大海だ。日本にはそこに「毒」を流す権限はない!
・ 日本は何というモラルの低い国なのか! 世界各国は日本に賠償を求めるべきだ。

(にゃんこのコメント)
中国の大気中核実験の比じゃないんだけどね。誰も指摘しないのか(笑)

(略)
 あるいは、これはひょっとすると、5月21日からの温家宝首相訪日への配慮なのかもしれない。
 本連載の第1回でも触れたように、温家宝首相は親日家として知られている。今回も、同首相が被災地の宮城県女川町を訪問したい意向を示していることを、中央電視台が何度も報道している。本連載第8回(5月11日)で述べた、中国人研修生を救った佐藤水産佐藤充専務がおられた町だ。
 もしそういう配慮が背景に流れているとすると、逆に深い感動を覚えずにはいられない。
 きっと複数の要素が絡んでいるにちがいない。
 その中の一つに、日本ではあまり知られたいないことがある。それは日本の防衛省防衛研究所が4月7日に公開した『中国安全保障レポート』に対する中国側の見方だ。
 次回は政治体制改革を唱える温家宝首相の訪日と、中国の対日観をまとめてみたい。