台湾厨に警告

ストラテジーページの2011-3-12記事「Taiwan Is Running Out Of Time」。
 台湾軍が4隻所有する老朽潜水艦の寿命が尽きかけており、その代替物もとうぶん得られそうにないために、装備や人員体制の継承は不可能であろう。
 うち2隻は、艦齢が70年。米国製『Guppy』級で、もはや「動態保存」記念艦だと言える。※潜望鏡深度より深く潜ったらもうオシマイという疲労度だろうな。練習専用か。
(略)
 じつは、台湾軍の本音は、ASWなどにはない。彼らは、シナ大陸沿岸で、通商破壊戦を実行できるぞという「脅し」のための手段を持ちたいのである。
 ディーゼル電池式潜水艦は、通商破壊や機雷敷設のための、心理的にもっとも有効な手段である。
 商船が1隻、潜水艦の魚雷や機雷で沈められることは、同じ商船が地対艦ミサイルや空対艦ミサイルによって沈められた場合よりも、心理的・政治的インパクトは遥かに巨大で深刻だ。世界中の船主と船員組合が、シナ沿岸から商船をひきあげるであろう。台湾は、それを想像させることによって、北京を脅し返せる立場を得たい。それによって北京と軍事的に対等になろうというのが台北の夢である。すべては政治なのだ。
 このことは北京も分かっており、だから欧州メーカーなどには、「制裁」がおそろしくて、とても手が出ないのだ。
(略)
 
 ※自業自得とは台湾人のことを謂う。世界最貧国の北鮮や、国家ですらない中南米の麻薬カルテルが、小型の潜航艇を何十隻も製造し、運用できているというのに……。ずっと前から、かなりの規模の造船会社を擁している台湾で、小型潜航艇艦隊を自前で設計・建造できなかったわけがないのだ。台湾海峡は浅海であって、潜水艦が深く潜れる必要もない。かりに、うっかり浮力をなくして着底してしまっても、ダイバーに直接救難してもらえるくらいの浅さなのだ。要するに彼らは本音部分でヤル気がないのであり、日本人はそんな無気力国民に同情するのではなく、自分の国を自力でどう守るかにひたすら努力を集中することだ。