ロシアにとっての対日本は、日本にとっての対北鮮とおなじく口実

ロシアが極東防衛を強化すると北方領土居直りだとかマスゴミが大騒ぎする。
ということは何か認識が間違っているのだろうと思っていたがこれでスッキリした。
あれは中国の清朝領土奪還侵略への防備だったのだ。
ロシアが本心から日露連携での中共侵略阻止を望んでも無理だろうから逆に日本を挑発して北辺の緊張を高めるしかないわけだ。
 

ストラテジーページの2011-3-2記事「Blame Those Foreigners」。
(略)
また、ロシアはこれから10年で $700 billion を極東防備のために投ずる。理由は、シナが沿海州などの旧領回復を狙っているためである。
 
 ※石油飢餓状態のシナでは中共の最上層部がきちがいのようになってシベリア回収運動に乗り出すであろう。「第二の大慶油田を探せ」という訒小平からの遺訓にけっきょく従うほかはないのだ(原発一派が失脚してコキントウ一派に代わっている)。中東動乱で輸入石油が爆上げすれば、モータリゼーション化したシナ国内は大インフレになり、日本の1970年代の狂乱が全土で見物されるはずだ。第二の「大慶油田」を掘り当てるか強奪すれば、シナの易幟・中共王朝の放伐は避けられる。まちがいなく大量の石油が出ると分かっているのは、ブルネイボルネオ島)か北樺太か西シベリアだ。そのどれか、ヨリ防備が弱いところを、取る。シナが北方領土にシナ人労務者を扶植させつつあるのもこの布石。ボルネオへの進出を日米豪が抑え込めば、こんどはシナ軍は西シベリアへ矛先を転ずるだろう。ロシアは北方領土問題で日本を挑発することにより、自衛隊の北部方面隊を最強化させたい。そうすればシナ軍は沿海州方面へは出てこられず、南支那海でボルネオだけを狙ってくれるかもしれないからだ。日本軍が沖縄に集中して北を手薄にすると、シナ軍は樺太を狙うようになるかもしれず、ロシアとしては逆に迷惑だろう。