海底資源採掘へ着々

海底資源地図みたら重要鉱床ほど日本近海分布しててワロタ。
これじゃ外国も文句を付けられないね。

海底資源採掘へ着々
日本近海に豊富、探査で明らかに
メタンハイドレード 天然ガス100年分相当
熱水鉱床など 金やレアメタル期待
(日経11年01月23日9面)
(略)
 世界初となる海底からの採掘実験が2012年に静岡〜和歌山沖の東部南海トラフで始まる。井戸を掘って地下水をくみ上げて圧力を100気圧から30気圧に一気に下げ、メタンハイドレードを染み出させる「減圧法」を使う。(略)JPGMECは08年にカナダ北部で同法を使い陸上での採掘に初めて成功。その経験を日本近海で生かす。
 採掘コストは1立方㍍当たり46〜174円と試算され、天然ガスの最大2倍程度。(略)試験は18年度にも終え、商業採掘への早期移行を目指す。
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 日本の海底資源探査を支えるのは最先端の探査船やロボット技術だ。海洋研究開発機構の「ちきゅう」は世界最大の海底探査船。全長210㍍、約5万6千㌧で200人が搭乗できる。船体から長さ1万㍍のドリルを突き出して掘削する。コンピュータ断層撮影装置(CT)なども搭載する。(略)海洋機構は海底下400㍍までボーリング調査できる新しい大型探査船も建造中で、来年就航の予定だ。
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