管の反対だから小沢に期待


高橋さんまで「カネにきたない小沢氏」なんて書いちゃっているけど、そもそも現時点で「きたない」は証明されていない。
国民は10億20億のはしたカネなんかより10兆20兆の良い政策が大事だとわかりつつある。
「アイドルは処女じゃなきゃダメ」なんて騒ぐマスゴミなぞ情弱しか相手にしてません。

高橋洋一ニュースの深層
2010年12月20日(月)
http://gendai.ismedia.jp/category/news_takahashi
(略)
仮に政治的な単なる数あわせはできても、問題は、民主党政権交代で期待されていたことをまったく実行してこなかった「政策力」だ。普天間尖閣の不手際も小沢問題と関係ない。
(略)
 政局ではなく政策という観点から見ると、菅首相より小沢氏のほうが魅力的だ。まず、小沢氏は、内政や外交政策にこだわらない、何でもありの政治家だ(こだわりがある例外は国連中心主義くらい)。
 
 かつて「日本改造計画」では、小泉流の小さな政府・構造改革を開陳していたが、民主党では平然と路線転換した。ところが、先の民主党代表戦では、菅政権批判に転じて、菅政権と真逆の政策を言い出したので、結果として「いい政策」を主張している。
(略) 
小沢氏が知ってか知らずか、官僚養護の菅政権と逆の政策を打ち出すので、瓢箪から駒となる。
(略)
政策がまずい菅政権が、菅政権の政策を批判しているために結果としていい政策を主張している小沢氏を切るというのは、何ともおかしな話だ。政策が下手でカネにきれいな菅政権か、政策はいいがカネにきたない小沢氏か、となると究極の選択になる。
 
 民主党は党内にうまい対立軸を描けず、その結果、国民の信頼を受けきれない。民主党らしいといえば、そのとおりだ。