ウィキリークス情報に陰謀の痕跡はなかった


まぁ公電では語らないだろ、JK。
たしかに漏れも意外に普通なんだなという感想をもった。悪口くらいご愛嬌だしw

米国はアサンジ氏に勲章を授けるべきだ
ウィキリークスがもたらした意外な効用
(2010年12月14日付 英フィナンシャル・タイムズ紙)
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/5066

 ウィキリークスが米国の外交文書を暴露し始めてから2週間が経った今、多くの米国人はその創設者であるジュリアン・アサンジ氏が鉄格子の向こう側に入ることを望んでいる。だが、米国はむしろ、同氏に勲章を授与すべきだろう。

 もちろん、秘密にしてきた外交公電が公にされてしまったことで、米国はばつの悪い思いをしている。アサンジ氏も明らかに、米国のファンではないようである。

 だが、それでも同氏とウィキリークスは米国を大いに助けたと言える。意図したわけではないものの、米国の外交政策にまつわる長年の陰謀論が誤りであることを暴いてみせたからだ。

(略)

 総じて見れば、ウィキリークスによる外交文書の暴露によって浮かび上がった米国の姿は好ましいものである。この国の外交政策は筋が通っていて知的レベルも高く、実用主義に徹しているという印象だ。恐らく、それこそが最もしっかり守られていた秘密だったのだろう。

By Gideon Rachman