モレノ逮捕!やっぱりね〜(笑)

 
  
まぁ、買収された証拠ではないのだけれど、ワールドカップの審判になるくらいの人が買収されるはずがない、なんて馬鹿なこと言っていた香具師も少しは目を覚ましただろう。世界じゃDQNを標準に考えたほうが良いのだよ。カネより名誉を重んじる、なんてのは恵まれた国に生まれた一部の人のあいだだけで通用するモラルなんだって。
   

日韓W杯で買収疑惑の審判、麻薬所持で逮捕2010年09月22日09時27分 / 提供:Gazzetta.it.
2002年日韓ワールドカップ(W杯)でイタリアの敗退における決定的な存在となったエクアドル人のバイロン・モレノ主審が、少なくとも6キロのヘロインを下着に隠し持っていたとして、ニューヨークのジョン・F・ケネディ空港で逮捕された。アメリカ麻薬取締局が明かしている。
 
02年W杯の際にイタリア側から買収されたとの疑惑をもたれたモレノ元主審は、「私は落ち着いているし、イタリア人がまったく未熟だと確信している。賄賂を騒いでいるとしたら、それはおそらく彼らが賄賂に慣れているからだ」と反論。イタリアが敗れたのは自らの責任ではなく、リードを奪ってから守備的に戦ったジョヴァンニ・トラッパトーニ監督(当時)のせいだと主張していた。
 
だが、W杯終了後にモレノ元主審がマイアミへ旅行し、キトの空港に到着した際にスーツケースが買い物でいっぱいだったことや、借金をすべて返済したと言われたことなどが、彼に対する疑惑を強めた。さらに、母国のリーグ戦でも判定ミスから騒動となり、現在は母国のラジオやテレビでコメンテーターを務めていた。
 
02年W杯でもゴールマウスを守っていたユヴェントスGKジャンルイジ・ブッフォンは、今回のニュースを受け、「6キロの麻薬? 02年の時点で彼は麻薬に染まっていたはずだよ。下着じゃなく、体の中に持っていたんだけどね」とコメント。「冗談はさておき、スポーツ界の人間が麻薬に関する話に関係していれば、底辺に来てしまったということだ。スポーツの意味も失ったということでもある。路上にいて、麻薬のような危険なことから若者を救い出すことも、スポーツの意味であるはずだ」と話している。
http://news.livedoor.com/article/detail/5024704/

追記)
まぁ、問題はモレノみたいなチンピラじゃなくて、贈賄側の鄭夢準なんだが、彼はホントに大統領になりたいらしね。それでサッカーを利用しキムヨナを利用した。別にスポーツ自体には関心ないくせに。今年のワールドカップで日本がデンマークを破った時の仏頂面は語り草です(笑)
こんだけ味噌ついたらもう無理なんだからさっさと引退すりゃいいのにね。なんか韓国財閥の兄弟抗争をみていると朝鮮史の伝統を感じるねえ。民族とか伝統の制約って恐ろしい。
   

【コラム】韓国は本当にW杯を招致するつもりなのか
 2010年09月09日11時43分朝鮮日報
http://www.chosunonline.com/news/20100909000044
(略)
 一方、韓国の雰囲気といえば、まさに「よその国の出来事」といった具合だ。韓国は招致委員会やサッカー協会、FIFA理事の鄭夢準チョン・モンジュン)氏が東奔西走しているだけで、政府レベルでの関心や支援は、ほかの候補国に比べゼロに近いと言っていい。開催国決定の日が目前に迫っているというのに、国民は韓国がW杯招致に向けて動いているという事実すらよく分かっていない。ライバル国は、こうした韓国の雰囲気を恰好の攻撃材料にする気配も見せている。
(略)

 一方で、同じ招待旅行でも韓国を訪れた記者は、日本とはまったく違う物をプレゼントされていた。
ボールペンやキーホルダーなんてものじゃない。「高価な品々」はもとより、連日のパーティーと酒盛り、挙げ句の果てには女性まで用意されていたのだ。すべては招致活動を指揮していた鄭夢準氏の指示だった。彼らはこうやって海外記者の歓心を買おうとしたのだ。
 わたしはこういう汚い手段を徹底的に憎む。ジャーナリストに対する行為で、もっとも卑劣なものではないか。アルコールで酩酊させ、(女性提供の事実で)相手を脅迫する──。わたしが長年、アジア・サッカー界でもっとも権力をもつ人物を国際的メディアで批判し続けてきたのも、ここに理由がある。
 鄭夢準はこういうことがあって、わたしをソウルでのワールドカップ開会式とFIFA総会から締め出そうとした。彼はフランツ・ベッケンバウアーとDFB(ドイツ・サッカー連盟)会長に、わたしの取材を禁止するよう要請する書簡を送った。しかし、ベッケンバウアー氏もDFB会長もこれを一蹴。逆に、鄭夢準に警告を送ったのだが、わたしとしては彼との対決はむしろ望むところでもあった。出る所に出て争えば、鄭夢準がいかなる手口でサッカー界の権力を握ってきたか、白日の下に晒すことができたからである。(ワールドサッカーダイジェスト収録マーティン・ヘーゲレ『正統理論』第110回「架け橋」より)