普天間移転問題
漏れは昔から「沖縄の海兵隊ってさ、別に日米安保のためにいるんじゃないんだよ。そもそもジャングル戦の訓練をしているんだからどこでもいいわけ。でも日本政府がカネを出してくれるし、沖縄は居心地の良い場所だから居座っているんだ。沖縄戦で闘ったご褒美の利権なんだ」とサヨク先輩から聞かされていたので、「国外移転」というかそろそろ日本からお引き取り戴くのが最善解だと思っている。いや現実的に日米安保は必要だから、空軍・海軍の基地、通信網は残すべきだと思うけどね。その中で残念ながら沖縄基地が最重要なのも変わらないだろう。でも日本には立派な自衛隊がいるんだから首都圏近郊にこんなに基地は要らないよ。これは東京で遊びたい米軍人へのサービスだよなあ。横須賀の重要性は変わらないにしてもせめて自衛隊基地の共同使用とすべきだな。あくまで主管は自衛隊でなきゃ。
さて、揉めている辺野古ですが、リーマンショック後でリストラ機運が高まる米国に戻されると困る海兵隊が先輩達が血であがなった沖縄利権にしがみつくのはやむを得ないわけで、取り敢えず15年ということで日本国内移転先を確保してやるのは妥協としてはやむを得ないと思うのです。本当は不愉快だけどさ。
で、「運用」を考えれば場所的には辺野古しかないでしょ。米軍基地の土地を主に使うので総面積減少すりゃ一歩前進じゃん。(でもだから逆に沖縄人的には美味しくないとも言える(笑))
で埋め立ては自然破壊というなら杭打ちでいいじゃん。陽が射さないから海底生物は死滅する!とかサヨクは言うけどせいぜい1km×300mだけの被覆面積なんだからそれほど深刻な環境破壊じゃないと思うよ。沖縄の珊瑚の減少は基地と関係ない土砂流出が最大原因らしいから土を海に流さない工法が望ましい。だいたいジュゴンなんてアノ場所に住んでいるわけじゃない。泳いで遊びに来ただけなんだからそこがダメなら他に行くよ。お魚は通れるんだしね。それにこの規模の杭打ち工法は羽田で実証されたのが心強い。埋め立ては工期4年だったけど、杭打ちも同じくらいで出来るんじゃないか?羽田がちょうど完了するし。テロの危険をいうやつはいるけど、技術的な問題だし、テロられたとしてもたまたま滑走路にあった機体が損耗するだけで、戦争となりゃ他の飛行場を使えばいい。
ただし、山を崩して土砂を運び海に放り込むという地元の土建屋さんと地主さん達の期待は裏切られる(笑)。地上や埋め立ての仕事もあるのでゼロじゃないけど。この辺利権サヨクとしては痛し痒しなところだよね。普天間で土地が返還されたら実面積の3倍いるという「基地地主」特権もなくなっちゃうし。欲をかきすぎて損をしちゃったパターン(^_^)
この地図をみて米軍うぜ〜と思わない人はいないだろうψ( `∇´ )ψ
でも、この地図みせられて、やっぱ沖縄に米軍いなきゃまずいかも…と説得される
しかし沖縄米軍基地面積の4分の3は海兵隊なのだった。しかも殆どが訓練場!
空軍と海軍に居て貰えば、海兵隊はどっか他の場所で訓練してくれよ(`へ´)
で、現状在沖縄米軍の60%を占める海兵隊が基地面積の75%を使っているわけだが、この海兵隊のうち軍人8000人+家族9000人=17000人が2014年までにグアムに移転することは既に決まっている。つまり海兵隊は6割減るわけだ。これは普天間がどうこうとは別の話なので確実な話。どう考えても土地あまるだろ!普天間どころの騒ぎじゃないだろ!普天間なんて海兵隊基地全体の2%だよ。そうじゃなくて沖縄の米軍基地の半分近くが要らなくなる計算だよ。北部訓練場なんて要るのかよ?しかもあと4年後だよ。どうすんだよ!
ちなみに羽田の杭打ち部分と辺野古の杭打ち部分(案)はだいたい同じくらいの大きさ