天皇陛下即位20周年

  

     
チャンネル桜の水島社長がお怒りである。
NHKは7時のニュースで20周年式典のまえに反対集会を報道したそうな。
そして女系天皇への誘導を強めていると。
   
たしかに3万人の政府式典と200人の反対集会が同じくらい時間かけて報道するのはいかがかと思う。(78秒と50秒)
(放送の前後関係については確認できなかった)
ただNHKは共産党系組合が強いことは周知のことだし、放送法の公平原則を楯にこのくらいのことは予想できたので意外感はない。
サヨク集会の報道ではウヨク側反対集会の報道などめったにしやしないけどねψ( `∇´ )ψ
 
それより漏れは反天皇集会のショボさに驚いた。
このニュースバリューは、東京での反天皇集会でたかだか260人のホールをいっぱいにできなかったことにあるのではないか?
 
主催団体である『〈天皇即位20年奉祝〉に異議あり! え〜かげんにせーよ共同行動』はサヨク運動にありがちな時限団体で本体はやっぱり反天連でした(笑)
しかし代表者名くらいかけよ。
どうも北海道から沖縄まで何カ所かで反対集会があったらしいが、東京のが一番おおきかったっぽい。
それなのに大目にみて200人しか動員できなかった。
京橋プラザ多目的ホールは定員260名らしいが、どうみても7割も入っていない。
しかもその後のデモには100人しか参加しなかったという。。。
(だとすると終戦記念日の動員人数とだいたいあう)
  
ムキンポでみると全国各地から動員している感じ。
こういうところにフリーで参加するとあんたどこの団体?とかスパイ扱いされていやな感じなんだよね(笑)
大阪は朝鮮人民族活動家が多いとして100名、北海道が50名、沖縄は?
まぁ全国あわせても300名ってところ。
日本に於けるサヨクの反皇室運動は実質的に敗北して終わったんだなあ、と実感する。(慨嘆)
これからはB層の無知無関心を扇動する勘違いマスゴミの誘導を社共リベラルが利用する形での実質的な皇室つぶしが主流になってゆくのだろう。
小林よしりんには悪いけど「女系天皇」というのは皇室つぶしの新手法だからね。
もちろん現在が皇室・皇族存続の危機にあることはまったく同感だが。
だいたい悠仁親王ひとりになった時点でテロリストは大張り切りするだろうし。
   
追記)
それにしても写真の代表者は天野さん?
あんな枯れ果てた爺さんだったっけ?
ざっとみて男:女=8:2、最高80歳。平均年齢50歳って感じか。
若いのもいるみたいだけど、昨今の反貧困運動から流れてきた感じで確信的サヨクには見えない。
隠しているわけじゃないんだろうけれど、動員は第四インターが主力っぽいね。
だから団塊爺さん(49年うまれでも60歳!)が多いんだな。
  
追記)
ちなみに昔拉致問題の緊急集会が東京国際フォーラムであったのをのぞきに行ったら、5000人の会場が溢れていて、ちゃんとした企業に勤めているっぽい男女が多かったのが非常に印象に残っている。あれこそ政治マニアじゃない普通の国民が動員された希有な例だったんじゃないだろうか。最近はあまり行かなくなったが、政治的集会ってウヨクにせよサヨクにせよ、なんだか政治ヲタクみたいな連中のうじうじしたのが多くて嫌い。もっと市井の国民が政治デモンストレーションに参加する敷居が低くなるべきだよ。ほんと。
   

即位20年 政府主催記念式典
 
NHKニュース 11月12日 19時34分(78秒)
 
天皇陛下の即位20年を祝う政府主催の記念式典が12日午後、天皇皇后両陛下をお迎えして東京・千代田区国立劇場で行われました。陛下は「即位以来の日々を顧み、わたくしどもを支え続けてくれた国民に心から謝意を表します」とおことばを述べられました。
 
記念式典には、鳩山総理大臣をはじめ、衆参両院議長、最高裁判所長官のほか、各国の駐日大使らあわせておよそ1000人が出席しました。国歌斉唱に続いて式典の委員長を務める鳩山総理大臣が「陛下は、『日本国と日本国民統合の象徴である』との憲法の定めを常にお心に置かれ、まさに国民とともに歩んでこられました。『天皇皇后両陛下、どうかこれからも、ますますご健康であられますように』と、心から申しあげたいと思います」と式辞を述べました。続いて平成16年に起きた新潟県中越地震の被災者を代表して新潟県の泉田知事が、災害発生時の天皇皇后両陛下のお見舞いにあらためて感謝の意を示したほか、皇后さまが作曲された合唱曲の演奏などが行われました。そして、天皇陛下が「今年(こんねん)は平成生まれの人が成人に達した年で、20年という時の流れを思い、深い感慨を覚えます。即位以来の日々を顧み、わたくしどもを支え続けてくれた国民に心から謝意を表します。今日(こんにち)、わが国はさまざまな課題に直面しています。このようななかで、人々が互いにきずなを大切にし、英知を結集し、相携えて努力することにより、忍耐強く困難を克服していけるよう、切に願っています」とおことばを述べられました。式典は最後に鳩山総理大臣の発声により万歳を三唱して終えました。

東京都内 式典に反対する集会
  





  
NHKニュース 11月12日19時52分(50秒)
  
東京都内では、即位20年を祝う式典に反対する集会やデモ行進が行われました。この集会は天皇制に反対する団体などが開いたもので、東京・中央区の会場にはおよそ200人が集まりました。
  
はじめに主催者の代表が「多額の税金を使い国民全員がこぞって祝う式典は、民主主義に反している。今こそ天皇制の意義を問い直したい」とあいさつしました。このあと参加者たちは、政府主催の記念式典が行われた時間にあわせて、都心の道路でデモ行進を行いました。参加者たちは銀座などの繁華街を1時間余りにわたってデモ行進し、「天皇制反対」などと書かれた横断幕やプラカードを掲げてシュプレヒコールを繰り返していました。周辺では大勢の警察官が警備にあたり、目立った混乱はありませんでした。
  

参考)ムキンポ掲示板から
http://www.mkimpo.com/diary/2009/hanten_09-11-12.html
  

皇居外苑で祝賀行事行われる
 
NHKニュース 11月12日 19時52分(131秒)
 
天皇陛下の即位20年を祝おうと、東京の皇居外苑では、政財界などの有志で作る実行委員会による祝賀行事が行われました。陛下は「皆が協力して力を尽くし、よい社会を築いていくことを願っています」とおことばを述べられました。

祝賀行事は午後2時すぎから始まり、内堀通りではおよそ2000人が参加して記念のパレードが行われました。また、午後5時からは、皇居の二重橋の前に設けられた特設ステージで記念式典が始まり、主催者側の発表でおよそ3万人が出席しました。式典では学術や芸能、スポーツなど各界で活躍する人たちからお祝いのメッセージが読み上げられました。そして、午後6時半すぎには天皇皇后両陛下が二重橋の上に立ち、集まった人たちからの歓声にちょうちんを持って応えられました。出席者を代表して鳩山総理大臣が「昭和から平成へと年号が改まるとともに、日本を取り巻く国際環境は大きく変ぼうしました。両陛下には、世界の国々との友好親善にご尽力いただき、国民生活の状況をつぶさにご覧いただいていることは、まことに感謝に堪えません。両陛下のご健康と、皇室と国民を結ぶきずなが、揺るぎないものになりますことを心よりお祈り申しあげます」と祝辞を述べました。続いて、人気ダンスボーカルグループ「EXILE」のメンバーが、この日のために作られたお祝いの歌や踊りを披露しました。式典の最後に、天皇陛下は「即位20年にあたり、ここに集まられた皆さんの祝意に深く感謝します。日本は、高齢化の進展と厳しい経済状況のなかにあり、皆さんもさまざまな心配や苦労があることと察しています。日本人が、戦後の荒廃から非常に努力をして今日(こんにち)を築いてきたことに思いをいたし、今後、皆が協力して力を尽くし、良い社会を築いていくことを願っています。ほんとうに楽しいひとときでした。どうもありがとう」とおことばを述べられました。天皇皇后両陛下は、即位20年を祝ってくれた三権の長や外国の大使など、各界の代表を13日から2日間にわたって皇居・宮殿に招き、茶会を催されることになっています。
 

女性の皇位継承 77%が賛成
 
NHKニュース 11月13日 4時13分(97秒)
 
NHKが行った世論調査によりますと、女性が皇位を継承することに賛成と答えた人は77%と、3年前の調査に比べ6ポイント増えています。
 
NHKは、先月30日から3日間、全国の20歳以上の男女を対象に、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかけるRDDという方法で世論調査を行い、対象となった3313人のうちの62%に当たる2043人から回答を得ました。それによりますと、女性が皇位を継承することの賛否を尋ねたところ、「賛成」が77%、「反対」が14%となりました。3年前に行った前回の調査に比べ、賛成が6ポイント増えています。さらに、女性天皇の子どもが天皇になる「女系天皇」の意味を知っているか尋ねたところ、「よく知っている」「ある程度知っている」があわせて51%、「あまり知らない」「まったく知らない」があわせて45%となり、3年前に比べ「知っている」と答えた人が15ポイント減っています。そのうえで、女系天皇の意味を知っていると答えた人に、女系天皇を認めることの賛否について尋ねたところ、「賛成」が81%、「反対」が14%となりました。またこれからの皇室に望むことについて、2つまで選んでもらったところ、「外国を訪問して国際親善を進める」が37%、「日本各地に出かけて国民と触れ合う機会を増やす」が35%、「日本の文化や伝統の継承に努める」が30%、「自分の考えをもっと率直に発言する」が30%、「憲法で定められた国事行為に専念する」が9%、「特にない」が10%となっています。
 

皇室 公務見直しなどに課題も
 
NHKニュース 11月13日 4時13分(132秒)
  
天皇陛下の即位20年を祝う式典や行事が、12日、皇居前広場など各地で行われました。今後、皇室をめぐっては、高齢になられた天皇陛下の負担を軽くするための公務の見直しや、将来の安定的な皇位の継承が課題となります。
  
宮内庁は、天皇陛下が、去年、体調を崩して公務を一時休まれたことなどから、負担を軽くするため、ことしに入ってから、式典などでのおことばの回数を減らすことや、一部の行事の日程を短くするなど公務の見直しを進めてきました。これについて、天皇陛下は、即位20年にあたっての記者会見で、「負担の軽減という意味はあったのではないかと思っています。しかし、この状況は、今の状況ならば、そのまま続けていきたいと思っております」と述べて、当面は現状の公務を維持する考えを示されています。宮内庁は、公務を重視される天皇陛下の考えを尊重しながら、公務の進め方などに配慮して、負担の軽減につなげたいとしています。また、皇室のもう一つの課題として指摘されているのが、将来にわたる安定的な皇位の継承です。皇室典範では、男性の皇族のみが皇位を継承すると定めており、天皇陛下の孫の世代では、秋篠宮家の長男の悠仁さまが、ただ1人の皇位継承者となっています。宮内庁の羽毛田長官は、12日の記者会見で、安定的な皇位継承の観点からみて、「問題含みの状況であるという認識は変わらずに持っている」と述べています。天皇陛下も、記者会見で、皇位の安定的な継承が、今後、難しくなる可能性があるという認識を示したうえで、「皇位継承の制度にかかわることについては、国会の論議に委ねるべきであると思いますが、将来の皇室のあり方については、皇太子とそれを支える秋篠宮の考えが尊重されることが重要と思います」と述べられています。宮内庁は、こうした現状について、今後、内閣に説明し、理解を求めていくことにしています。

11.12全国集会・デモ

天皇即位20年奉祝〉に異議あり
政府式典反対11.12全国集会・デモ

【転送・掲載歓迎】

集  会*2009年11月12日(木) 午後1時〜
デモ出発*京橋プラザ多目的ホール前 午後3時〜
  (地下鉄新富町駅2番出口/宝町駅A1出口徒歩5分)


 全国の仲間の皆さん。

 私たち、「〈天皇即位20年奉祝〉に異議あり! え〜かげんにせーよ共同行動」は、首都圏でさまざまな活動に取り組んでいるグループ・個人が集まり、今年の11月12日をピークとして準備されている「天皇即位20年奉祝」に対する反対運動を大きくつくりだしていくために活動してきました。

 私たちは、4月11日の「リードイン・スピークアウト」集会から本格的に活動をスタートさせ、東京都の天皇・皇后写真展の中止申し入れや、11月12日の「休日」化や、総務省などによる奉祝行事の通達に対する抗議文送達などをしてきました。また、8・15行動をはじめとするさまざまな反天皇制運動に協力しつつ、独自の集会としては9月6日に「ハンテン展」、10月12日の「え〜かげんにせーよフォーラム」をもってきました。

 いま、11月1日の集中情宣などの準備に入り、11月12日当日には、奉祝式典がおこなわれる皇居前広場にほど近い、東京・銀座での集会とデモを計画しています。私たちは、このかん各地で、さまざまなかたちで「天皇即位20年奉祝」に異議申し立てをおこなってきた仲間たちに対して、この11月12日のデモに、全国から結集されんことを訴えます。

 11月12日に政府の奉祝式典をおこなうことは、昨年早々と閣議決定され、各省庁の記念行事も決定されました。また、「天皇陛下御即位20年奉祝国会議員連盟」によって、この日を「休日」化する法案も国会に提出されました。「休日化法案」は衆院の解散によって廃案となり、選挙によって民主党を主軸とした政権が誕生しました。しかし、自らも「奉祝議連」に参加している鳩山首相は明確な天皇主義者であり、新しい内閣のもとで、政府式典を行なうことがあらためて閣議決定されています。さまざまな奉祝行事がすすめられることは、規定の路線といえます。

 事実、このかん、各地で「奉祝委員会」の立ち上げがおこなわれ、また、共産党も含めて圧倒的多数が賛成する形で、地方議会での「賀詞」採択の動きが強まっています。11月に向けて、各地で「20年奉祝」の動きはますます強まっていくと思われます。私たちは、各地での取り組みの成果を持ち寄り、経験を報告しあう場として、当日の闘争を、全国集会・デモとして持って行きたいと考えています。

   2009年10月20日

天皇即位20年奉祝〉に異議あり! え〜かげんにせーよ共同行動
東京都千代田区三崎町3-1-18 市民のひろば 
e-mail: igiari20@ten-no.net (@を半角に書き換えて送信してください)
 

平成天皇20年奉祝に反対する国際声明
2009 年 11 月 11 日
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 今日の日本は、世界中の若い世代の人々にとってまずアニメーションによって知られた国だろう。そして多くの場合ジャパニメーションの作家たちによって描き出された未来は、「ヨーロッパとアジア」という二つのファンタジーがない交ぜになった社会である。そこは、遠い過去と未来が一緒になった時間の中から現れた族長たちが、日夜血みどろの戦いを繰り広げているような世界なのだ。アニメーション映像が21世紀の日本で有力な輸出商品のひとつとなったことは、誰しも認めることだろう。
  
 だが同時に、そうした映像の詩人たちが育った日本は、憲法上は象徴(symbol)でありながら暴力によって支えられた王が君臨する国なのである。天皇(emperor)などと自称しても、彼はもはや地球上でも数少ない王たちの中の一人にすぎない。
  
 私たちは以下のことを世界の人々に伝えたい。たしかに選挙された議会はあるが、この国で王制をはっきりと批判する者には、治安警察と王制主義者たちによる隠微で激しい嫌がらせか、あるいは秘めやかな死さえ用意されているのだ――と。これらの事実が報道されることは国内でも国外でもきわめて稀なことである。新聞もテレビも政治家たちも堅く口を閉ざす。そのかわりに優雅な王族たちを彩る各種の映像があらゆるところで振りまかれているのである。
  
 奇妙なことに、世界中のファンたちに向けられたアニメ詩人たちのファンタジーには、熱烈な王制信奉者たちが紀元前7世紀から続くと主張する夢幻のような大君たちの影さえ現れない。ディズニー映画におけるアーサー王伝説など6世紀だから、つい最近のお話にすぎないというのに。これはいったいどういうことだろうか? 無意識の恐怖か、戦争の傷痕が乾ききらない世界の市場動向への配慮なのか、あるいはどこか分からない遠い世界へのはるかな逃走なのか。
   
 現在の王である明仁は前王だった裕仁の紛れもない嫡子である。裕仁こそ、ヒトラースターリンと並ぶ20世紀の戦争と虐殺を主導した独裁者の一人だった。そして彼以外の誰も、まったく裁かれることもなく今日まで自らの「王朝」を存続させている者などいないのである。むしろ明仁とその一族は、その優美で曖昧な言動や仕草の数々によって、日本の王制が少なくとも140年にわたって犯してきた侵略戦争や再軍事化、そして経済膨張と秘かな強圧の歴史を覆い隠す。王族たちの物語とはそういうスクリーン(映写幕/遮蔽物)なのである。ジャパニメーションにも、日王による殺戮を讃える物語が登場する日がいつか来るというのだろうか?
   
 私たちはそんな映像を観たくない。「平成」と名づけられた現王明仁の治世が始まって20年の時を讃える祭りを、私たちは祝わない。今年の11月12日、政府によって行われる大きな宴に反対する。私たちは私たち自身の祭りを楽しみたいのである。日本という国にそういう人間たちがいることを、今私たちは世界中の人々に伝えたい。 
   
 anti20共同行動@japan 参加者一同
   
(2009年11月12日)

http://www.ten-no.net/anti20s/