廣松渉哲学論集

廣松渉哲学論集 (平凡社ライブラリー)

廣松渉哲学論集 (平凡社ライブラリー)

  
歳をとった犬は新しい芸を覚えない、というけれど、漏れの哲学理解は廣松先生でとまっているなあ、と改めて思う。
そして省みるに、昨今の団塊閣僚たちのお花畑世界観はサヨク思想なんて立派なものじゃなくて、
学生時代のナイーブなサヨク思想に囚われている単なる老害なんだろうと思う。
人間に寿命があるのは人類の老害を防ぐためなのかも。。
というわけで、やっぱり買っちゃいましたよ。
逆に言えば、いまだにそれ以上の理論を聞いたことがない。
日本だけじゃなくて世界でもそうじゃないか。
 
追記)
池田信夫さんが正しく指摘しているように、昨今のサヨクは哲学がない。
池田さんはセンチメンタリズムへの堕落と切り捨てているけれど、
余計な哲学なぞ語らずに、ゴミ掃除の実務家に徹するのも悪くないと思う。
ぎゃくに所詮馬鹿なのに哲学を語っているつもりのサヨクが痛い。
その意味で覇権村村長の湯浅さんは実務家に徹しているので非難にあたらないのじゃないだろうか。
まぁ夢前提的にディーセントワークなんて言ってもカーゴ信仰にしかならないんだけどね。