ロボット小雪
- 作者: 業田良家
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2008/07/30
- メディア: 単行本
- 購入: 7人 クリック: 53回
- この商品を含むブログ (47件) を見る
いつもの不条理日常漫画なんだけど、業田にしては珍しくキュートな女の子?が出てきて面白いなぁ、と思っていたら後半急展開
世界共産革命でつ\(◎o◎)/!
「富を作り出すには3種類の方法があるべや」
「ひとつは地球から搾り取る方法」
「石油・資源・水・作物 すンべて地球から取り出したものだべ?」
「あとは人間」「俺たち下っ端の人間から時間と労力を搾り取るべさ」
「最後に未来の子供たちから搾り取る」
「国の借金 自治体の借金…」「手にするのは現在のお金持ち 支払いは未来の子供たち…」
「おじさん なんでそんなに詳しいの」
「そんなんだれでも知ってるがな」「知っとるけどどうにもならんわ」
[p133]
こんな漫画を書く人がウヨク呼ばわりされるニッポンって(笑)
それにしても業田哲学堂もそうだけど、業田さんの作品って人間が人間でなくなってしまう、キャラやロボットやサイボーグに置換された微妙な違和を描いた作品が多いね。空気人形の展開のような感じ。正直泣けました・・・、