バーダー・マインホフ 理想の果てに



   
これは見に行かねばなるまい
  

  
追記)
で、観に行きますた
 
これ渋谷で単館上映なんだよね やっぱ日本じゃ受けないのか?
ちなみにシネマライズの同時公開は蟹工船(笑)
蟹工船で行儀良く反抗するのは共感できても警官射殺するなんて逝けません!てのが平均的日本人?
  
朝一で観たんだけど観客は220席の3割60人というところ
一人で来ている男30人・女10人、カップル10組、女同士5組。
年齢は(案の定)初老のオヤジ半分、ほんとの若者は20人というところかな。
漏れの隣にはいかにも渋谷にいそうな綺麗な女の子とオシャレ系男子のカップルが座ったけど、女の子的にどうだったんだろ?
どう考えても男の趣味に付き合わせられているとしか思えないが、
あんな映画に付き合ってくれる美女子をカノジョにしている時点であんたは勝ち組有産階級羨ましす(´・ω・`)
    
映画は思った通りの内容なんだけど、当然ながら?割と犯人に同情的
やっぱ社会がわるいんじゃ〜!!ってことか?
しかし巻き込まれた人こそ良い迷惑。。。
  
観ながらつれづれいろんなことを考えていた
漏れは学生時代サヨクちっくな運動体の周辺を彷徨いていたのは前から書いているとおりなんだけど、
本人は結構まじめに運動するなら究極の目標は革命!だと考えていた。
そうすると、ぬるい市民運動なんか100万年やっても革命なんか起こるわけ無いんで
ましてや学内での学生課とのいざこざなんて「所詮学生」に担保されたコップの中のつむじ風でしかなく
本気で権力に対峙したならそのときは殺し合いになって当然じゃないか?
つうか国家の暴力装置がお出ましになればヤクザの抗争どころじゃないんで、
かといって中核派革命軍やら革マル秘密部隊やら本気で殺し合いやっているのはマジだとは思うけど、
自分がそこまでやるほど腹は据わっていないわけで、
せめて帝国主義本国人であることに麻痺した生活保守主義自体を撃つ前衛主義は必要なんじゃないかとか、
だから東アジア反日武装戦線狼やら連合赤軍を否定できないわけで、
そりゃ内ゲバやら総括はたまったもんじゃないけど、そういう部分は反省しつついいとこ取りして
なんてことを悶々と考えていたのだった
 
そして対外的攻撃に走った西独赤軍と自滅的反省スパイラルに陥った連赤はやっぱ民族性?
仮に六全総で否定されずに武装闘争に入っていたら今頃日本人は明確な反共になっていたんだろうなあ
よど号も失敗したからあしたのジョーなんて温いこと言っていられるわけで、
本気で乗客を「処刑」したり銃撃戦やってたら日本のサヨク運動は致命的な十字架を負っていただろう・・
浅間山荘で3人死んだだけでこのありさまだからなあ
戦前サヨク武装闘争やらは敗戦でチャラになったけど、高度成長語の豊かな社会でやった殺人の重みはすごいものだ
もはや戦争でなくとも革命運動でも殺人が致命傷になる時代なんだ
そんでもって結局RAFだって武器弾薬訓練がなぜゲットできたかといえば、オトナの事情があったからで最後は走狗煮らるだもの・・・
(この項つづく)
 
追記)
ところで、ことの発端が貧困格差の人権抑圧専制独裁国家イランに迎合する政府への抗議だった
現代日本でいえばどう考えてもパーレビは胡錦涛だよね〜
そしてこういうサヨクものが好きなサヨクでもなぜか反中国は言わない、それこそRAFが憎んだダブスタだと思うんだけどなあ
暴力反対〜(笑)
    
追記)
ちなみに漏れは反中共だけど、胡錦涛一派はまだましだとして支持している
胡さんも利権談合暴力団の渦中にいて大変なんだと思うよ
でもさ、そもそも共産党独裁なんか止めちゃえば良いんだよ
中華民族なんて虚偽概念を放棄して民族自立民主主義すれば落ち着くとこへ落ち着くさ
権力闘争に疲れたら大政を奉還すりゃいいのだ
   
参考)