- 作者: 小林よしのり
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2009/07/01
- メディア: 新書
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すごいタイトルだなあ
漏れはこういうタイトルは嫌いだなあ
反日とか売国とか
そういうドギツイ言葉で思考を牽制しようという態度は嫌いだ
ただ、よしりんはわかって敢えてこの言葉を使っている
攘夷という言葉を復活させたのと同じように、売国奴という言葉を復活させる
たまたまだがソエジーの『売国者達の末路』と符合している
そういう時代なんだろう
そしてそれは良いことなんだろう
漏れだって日本に必要なのは健全な民族主義だと常々言っているのだから
ところで、趣意はよいにしても、
挙げられた売国政治家の名前にはバリエーションが大きい
だが全体的に河野・村山というラインはデフォっぽい
その辺がフジサンケイラインの限界というか、
蛸壺思考停止ウヨクというか、
漏れのあきれるところである
そりゃ河野も村山も屑だよ
だけど一番の敵は誰なの?
巻末の1頁アンケートのソエジーの言葉が重い
日本はアメリカ合衆国の属国であり、主要な同盟国ではありますが、実態は、子分、家来の国です。この一点の大きな事実を認めなければ全ての話は始まらない。中国やロシアや北朝鮮が日本を操って、いいようにお金を奪い取っているのではない。全て米国がやっている。(略)日本の売国とは、「アメリカ様への売国」なのである。この大きな事実を私たちは知るべきだ。