沖縄県庁にて記者会見「集団自決の軍命はなかった」

 


  
この動画をみて、お二人とも政治的にバイアスかかった人ではない、きちんとした方だと思った。
お二人の記者会見の動機は、殺人鬼とされた赤松さん梅澤さんの名誉を回復しなければ申し訳ないという気持ちのようだ。
そりぇそうだろう。いままでさんざん特定人物を罵倒糾弾していたのに、それが間違っていたかもしれないと気づいた焦りと後悔はものすごいものがあったに違いない。
さきごろ足利事件で検事が謝罪したが、構図としてはまったく同じだ。
悲しくなるのは、たとい政治的に不利であっても、そのような非人間的な過ちがあるという可能性が出てきた点で、サヨクは自ら検証に入れなかったことだ。そして県庁で爆弾発言したにもかかわらず、それを黙殺する、考えようともしない政治性とはなんなのだろう?
右翼とか左翼とかではない。政治的な判断をするまえの事実そのものの検証なのだ。
    

「集団自決の軍命はなかった」
 
作家の星雅彦、上原正稔氏が会見 沖縄県
「沖縄集団自決」で軍命はなかったと語る星雅彦氏(右)と上原正稔氏=9日、沖縄県記者クラブ
   
 第二次世界大戦末期の沖縄戦で多くの民間人が犠牲となった問題で、作家の星雅彦氏と上原正稔氏は9日、沖縄県庁で記者会見し、軍による自決命令はなかったことを強調し、濡れ衣を着せられている元隊長に謝罪すべきだと訴えた。沖縄県出身の有識者が軍命説を真っ向から否定するのは初めて。
  
 星氏は「集団自決はこれまで隊長命令と信じられていたが、その誤解を解きたい」と記者会見を開いた理由を述べた。今年5月1日に出版された総合文芸誌「うらそえ文藝」第14号で、両氏は集団自決問題をテーマに対談し、論文を発表。慶良間諸島の赤松嘉次隊長と梅澤裕隊長が軍命を出した事実は一切なく、県内のマスコミによってスケープゴートとされているという内容が、大きな波紋を投げ掛けている。
 
 上原氏は「あたかも2人を悪者に仕立てた沖縄タイムス琉球新報の責任は非常に重い」と強調。「真実が明らかになった今、沖縄県民は2人の隊長に謝罪し、人間の尊厳を取り戻すべきだ」と訴えた。
 
URL:http://www.worldtimes.co.jp/today/kokunai/090610-4.html

<本日、午後1時より沖縄県庁5階 記者クラブにて両氏の会見が行われた。
 
両氏は、沖縄のジーャナリストの中で集団自決の現地調査を行っている希少な存在であり、主張の強弱はともかく、一貫して『軍命ありき』に疑問を投げかけている方々だ。
 
 今月発行された『うらそう文藝』では、両氏が対談の形式で、『軍命ありき』の論陣を張る沖縄のメディアとその出版物に決定的な断罪を下している。 
 
 赤松、梅澤両隊長から自決命令は出されていない。両隊長は人格的にもすばらしい人物である。『鉄の暴風』の記述は出たら目であり、沖縄タイムス琉球新報は嘘で作り上げている。これまでの集団自決報道の責任を取らなくてはならない。両隊長の汚名を晴らし、負ってきた錘を解放してあげなければならない。そうしなければ、沖縄県民は人間の尊厳を失うこととなる。その危機的な状況が現在である。僕は(上原)そのために力を尽くしたい。
 
 本日の歴史的な記者会見がこのような貧相な記者クラブで行われたとは、普段派手な演出に慣れている、映画好きからすると寂しくもあったが、えてしてこれが、本当の歴史を刻むという事かも知れない。
 
 残念なことに、両氏の重大な決断と発言の価値を理解できる当地の報道者は無く、両氏が期待したような質問はあがらなかった。
 
 これから、沖縄戦の真実を 書き残す。米国の戦時記録、ニューヨークタイムスの記事と沖縄戦の陣中日誌の内容は一致している。現在でも5年分書ける資料はあるが、赤松隊が武装解除した時の黒人部隊の資料も探しだすつもりだ。
 
以上が私の記憶した概略ですが、詳細は世界日報産経新聞で確認頂きたい。
 
 上原正稔氏の言葉:戦争は人間の真実の姿が浮き彫りになる。僕は沖縄戦のフイルムを買い求めたが、そこに映し出された子供たちの目の輝きは、現在の子供には無い。壕から降伏して出てくるときの老人達の堂々した姿は県民の皆に見せたあげたい>
 
TITLE:勇気ある記者会見!産経と世界日報が報道! - 狼魔人日記
URL:http://blog.goo.ne.jp/taezaki160925/e/aabdadb25a32e6fa4b9420a08fed3212

うらそえ文藝第14号 平成21年5月11日発行 1,200円
 

      
   内 容
  
      特別企画 薩摩侵攻400年
      座談会 琉球文化の交流と成熟
            ―薩摩侵攻から琉球以上は。―
            田名真之・豊見山和行・小野まさ子・星雅彦
 
      大和芸能の受容〜「組踊」を中心に・・・大城學
      薩摩入り後の大和”芸能”の受容・・・・・波照間永吉
 
      特集 集団自決  
          対談  上原正稔VS星雅彦
           人間の尊厳を取り戻す時
          ―誰も語れない”集団自殺”の真実― 上原正稔
 
      その他  短歌とエッセイ 俳句とエッセイ
           詩 アンソロジーⅠ沖縄の詩人たち
   
お問い合わせ先  浦添市文化協会事務局 098−878−4553    
   
URL:http://urasoebunkakyo.ti-da.net/e2251593.html