Voice(2009年6月号)

   

     

岩井克人伊藤元重の対談が面白かった。
伊藤さんがどちらかというと新古典派グローバリズムの功をみるのに対して、岩井さんは新古典派総合に戻る不均衡動学の立場を堅持していて対立点が明確だから。
いっぽうで一致点も多くて、日本も「格差社会」=ものづくり要員+グローバルエリートに分化せざるを得ない点では意見が一致していた。