哲学としての仏教

 

入門 哲学としての仏教 (講談社現代新書)

入門 哲学としての仏教 (講談社現代新書)

 
廣松先生は元物理学徒だったけどネタを仏教とくに龍樹から仕入れていたのは夙に有名。
だけど仏教の側から哲学を展開した手軽な読み物がなくっていまいち相関がわかんなかった。
これは比較的哲学のセンスのある人が書いた入門書で、助けになった。
ただ「仏教って現代的なんですよ!凄いんですよ!」と言いたいばかりに関係論だのガイアだの、慣れない言葉で(;´Д`)ハァハァしてるのが痛い。
もっとクールに突き放した仏教学を読みたいなあ。。