マスコミとサヨクと社会提案

 
ネットでのマスコミの評判は極めて低い。
これについてマスコミは、ネットは「学歴もモラルも低い馬鹿なウヨク」が多いから、と説明するが、漏れは違うと思う。
自分を棚に上げて綺麗事をいう優等生に対する苛立ちが一番の理由だろう。
 
大手マスコミは「新規参入規制」「公的情報独占」「販売価格統制」「販売条件談合」という、およそ自由社会において許されざる特権に胡座をかいている。そのくせ「規制緩和」「情報公開」「自由競争」「談合排除」を叫ぶ。NHKに至っては「電波の押し売り」まで公認されている。そしていずれも高給取りだ。言っていることとやっていることがこれだけ矛盾していれば信用を無くして当たり前だろう。
だいたいマスコミは自分で金儲けをしたことがない。
日経新聞など連日経営に対して高説を垂れているが、それなら自分で会社を興せばいいじゃないか。よく「こうすれば金持ちになれる」という本があるが、その口だ。金儲けできるなら人に教えるまでもなく自分だけ実践すればいい。ψ( `∇´ )ψ
 
で、なんとなく見ていたNHKの番組だが、中高生向け洗脳番組だった。(・∀・)
少子化を解決するにはジェンダーフリーが必要です」
という結論。
相も変わらずデンマークを持ち出して。。。
単純な話、少子化ジェンダーフリーに因果関係がある証拠はない。
漏れは、ジェンダーではなく、経済的豊かさ、将来への展望が原因だと思う。
そしてデンマークが豊かで高福祉が可能になったのは大産油国だからだ。
そういう事実をまったく伝えないで都合のよい側面だけをあたかも因果関係のように報じる姿勢に苛立つ。
そのくせ企業はこうしろ、社会はこうなれ、と偉そうなこと。これはNHKに蝟集する高学歴女のオナニー番組かと。
そんなにすばらしい解決策を持っているなら、まず自社からやれよ。隗より始めよ。
マスコミの特権性を放棄して、世界市場の中で利益を確保しつつ、自らの提案を実践したら認める。
そうしたらお説教されなくても模倣者が現れるよ。
少なくとも苦マスコミは良いことなら強制して良いという幼稚な発想はやめろ!
 
漏れは少子高齢化対策に税金を使うことには大賛成なのである。
ジェンダーを強制することにも反対だ。
にも拘わらず漏れは番組に反感を持った。
 
この「ジェンダーフリー」教の受益者がいかに偏っているのかは●●さんが論証しているとおりだ。
そもそも日本人女性のジェンダー満足度は世界一なのである。
女性は子育てのしやすい社会を望んでいるが、それはジェンダーフリーとは直接関係はない。
適当なことを言うんじゃない!!!
 
追記)
だいたいこのタイトルもわざわざ「男と女」と言わないで「女と男」ってしているのね。まぁ、そのくらいならどうでもいけど。
 

地球データマップ 「第16回 女と男のいる世界」
チャンネル:デジタル教育3
放送日: 2009年1月11日(日)
放送時間:翌日午前0:15〜翌日午前0:35(20分)
ジャンル:趣味/教育 > 中学生・高校生
統計データを地図にしたデータマップをもとに、地球と世界の今を考えるシリーズ番組、第16回。
http://www.nhk.or.jp/datamap/ja/frame.html

参考図書)
『負け犬の遠吠え』 酒井順子著 (講談社
30代以上・未婚・子ナシの「負け犬」について書いたベストセラー。
『結婚の条件』 小倉千加子著 (朝日新聞社
心理学者が、なぜ女性が結婚しなくなっているのかを面白おかしく読み解く
『ただの私』 オノ・ヨーコ著 (講談社文庫)
ジョン・レノンの妻オノ・ヨーコが30年前に書いたエッセイ集。女性としての自分を見つめる。
少子化ジェンダー分析』 目黒依子・西岡八郎 編 (勁草書房
『女性のデータブック第3版』 井上輝子・江原由美子 編 (有斐閣
上野千鶴子対談集 ラディカルに語れば…』 (平凡社
『誰もがその人らしく 男女共同参画』 21世紀男女平等を進める会 (岩波ブックレットNo.593)

少子化が進む日本と、子供が増え始めた北欧の国々。一番の違いは、ジェンダーという思いこみから、どれだけ自由になれるか、ということかもしれません。
URL:http://www.nhk.or.jp/datamap/16-3.html