円借りトレード

          
なるほど20兆円なのか。
             

円借り取引「20兆円規模」・欧米金融機関が試算
 
【ニューヨーク=山下茂行】世界的な株安など金融市場のかく乱要因として注目されている「円借り(円キャリー)取引」の総額が20兆円程度にのぼる可能性があることがわかった。欧米系の複数の金融機関が推定値をまとめた。これだけの資金が一斉に動けば短期的には市場の変動要因となる。ただ、6000兆円にのぼる世界の株式時価総額と比べれば、中長期的な影響は限定的との見方も一部に出ている。
                 
 円借り取引は低金利の円で資金を調達し、より高い利回りが期待できる外国の通貨や株式、債券などに投資して利ザヤを稼ぐ。海外のヘッジファンドなどが積極的に活用し、欧米や新興国の金融市場に多額の資金を供給してきたとされる。(07:00)
               
URL:http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20070314AT2M1000J13032007.html