武士の一分
- 出版社/メーカー: 松竹
- 発売日: 2007/06/01
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こないだ観た。俳優達がみなうまかった。キムタク見直した。檀れい萌え。
ところで以前から折に触れ書いている江戸時代の物価水準に関して。
「三村新之丞(木村拓哉)は近習組に勤める三十石の下級武士」とはどの程度の貧乏人なのか?
彼は知行取りのわけないのでサラリーで生きていると想定。
以前一石=5〜20万円と書いた。
どうも江戸時代中期らいしので、年収600万円と推定。。。するとちょっと高い。
これは額面通り給料がもらえていないからではないか。
江戸時代中期以降は結構よくあったこと。で半分と想定。
年収300万円。なんかリアルになってきた。(w
あと中間の給料はいくらだろう。
いわゆる1人扶持=1.75石=35万円。。
アルバイトだとしても月収3万円というのは低すぎるよな。日参しているわけだし。
実際は100万円くらい払ったと想定。
それを控除すると実質年収200万円。
食費は米代=2石、副菜も同額と想定すると4石=80万円。エンゲル係数40%。
家賃は官舎なのでタダ。実質100万円くらいの収入相当。
というわけでキムタクのポジションは現代風に調整すると、、、
年収300万円=月収25万円で家賃9万円のアパートに住む子供無しの若夫婦。
そんなにわるくないよね。
これが劇中であったように降格収入半減官舎追い出しになると
年収150万円のなかから家賃払って生きて行かなきゃならない。
子供生まれたらアウト!ワーキングプアだな。そりゃ切実!