新しい街路灯・・・

 
古くなったから新しくするそうです。そのデザインがまたしても糞。どうして日本の先端デザインというのは渋谷センター街みたいなものになるんだろうね。まったくうんざり。
そして御大層な審査員会にくだらないご託。美術界の権威達の提示するクズのような先端デザイン。
日本にはサブライムという感覚がない。どこまでもごちゃごちゃと小賢しいデザイナーの自意識が垂れ流される。そしてそれを何とも思わないDQN消費者。
まったくうんざり。くだらないアート業界の政治力学。クズども。
現在の街路灯はクラシックで大人びた感じが好きだった。もちろんもっと本格的に19世紀風のほうがもっと良いけど。その抑制された感覚がまだマシだった。
古いものは古びない。新しがるものが無惨に剥落する。僕は都市の公共デザインは擬古典調がいちばん収まりが良いと思う。19世紀の古典もギリシア・ローマの擬古典だったわけだし。
 

銀座「中央通り」に支柱が光る 街路灯−国際コンペで決まる
 
11月20日、中央通り照明デザイン国際競技実行委員会が主催する「銀座・京橋・日本橋/中央通りデザイン国際競技」の最優秀作品が発表された。
 
3カ月にわたる審査を経て決定した最優秀作品は、前橋工科大学の松井淳助教授と教え子の桜沢拓也さんによる「FOUR S FOR S」。支柱には再生アルミを用い、発光ダイオード(LED)を組み込み支柱そのものが光って見えるのが特徴。部品の取り替えが可能で、設置される地域ごとに景観に調和した外装仕上げが施せるという。作品タイトルは、最新技術への更新の可能性、再生材料の積極的利用、省エネルギー社会へ向けて、象徴的意味の表現としての道路照明、というアルファベットのSから始まる基本的考え方4項目から付けられた。
 
森山明子副審査委員長は「形状はシンプルだが、素材、光の透過性などを考えるとこれまでどこでも実現しなかったアイデア。『粋』や『モダン』といった文化的遺伝子を新しい形で発現させている」と評している。
 
国土交通省東京国道事務所は、来年秋にも新街路灯を設置する方針だという。12月6日、東京国際フォーラムで表彰式とシンポジウムが開催される。
 
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