竹島問題

 
竹島は日本の領土である。
これはウリナラマンセーだから言うのではなくて、20年も前に調べたとき以来そう思っている。(ちなみに20年前漏れはドサヨクだった。(笑))
今回の騒動で明らかになったのは日韓両国政府とも竹島国際法上日本領であることをよく認識しているという事実だ。韓国政府の腰の引けぶりに如実に現れている。日本が承認している国際海洋裁判から一方的に逃亡するなどということは本来一番やりたくなかったことだろう。勝負あったである。また珍しく日本国内のサヨクですらも積極的に韓国領説を言う人はいないようだ。せいぜい日韓親善のために穏便に処理しようという程度である。没論理。
しかし論理的には日本の圧勝であることはモノを知っている人(含む漏れ(苦笑))には昔から分かっていたことだから、日本側はいつでもこうした「挑発行為」で韓国を追いつめることができたはずである。それがなぜ今なのか?50年以上暖めていたカードをいま始めて切ったのである。
僕は必ずしも外務省がヘタレだからとは思わない。カードは使うべき時に使うように温存していたのだろう。それを今切ったということはノムヒョン政権を追いつめることに決定したということだ。これには米中関係の調整、米軍再編、辺野古問題決着などが背景にあると思われる。それによって新安保体制の枠組みが見え、韓国の次期政権をどうするかの道筋がついたために追い込みに入ったということではないか。サヨクの火遊びはもうおしまいということだ。
 

【海洋調査】韓国、強制紛争解決手続きの排除を宣言
 
韓国政府は、日本が韓日間の排他的経済水域EEZ)境界線を決める問題と独島(日本名竹島)周辺の水域探査問題などを国際裁判所に持ち込むことを防ぐための宣言書を国連に提出したと、20日明らかにした。
 
外交通商部は同日、「政府は18日、国連海洋法条約の298条にのっとって、一方的提訴によって国際裁判所に紛争問題解決に向けた付託ができると定めている国連海洋法条約の強制紛争解決手続きを排除するための宣言書を国連事務総長に提出した」と明らかにした。この措置は、国連に提出すると同時に発効する。
 
これにより、国際司法裁判所国際海洋法裁判所、仲裁裁判所、特別仲裁裁判所のいずれにおいても、韓国が、海洋境界区画設定、軍事活動、海洋科学調査及び漁業に関する法の執行活動、国連安全保障理事会の権限遂行に関する紛争によって提訴される可能性はなくなった。
 
国際社会で海洋紛争が発生する場合、多数の国家が国際海洋法裁判所に仲裁を求める。従って今回の措置は、韓日間の紛争が海洋法裁判所に持ち込まれることを防ぐための措置ということになる。

イ・ハウォン記者

朝鮮日報
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