取り返しのつかない愚行。移民自由化という誘惑。

   
ついに踏み出したな。外国人移住完全自由化に。
    
奥田の本音は、国際経済競争を闘う上で日本国内のコストを下げたいということ。
国家観も歴史観もない。ただ日本国内の工場でも外国人労働者を使って儲けたいんじゃというだけの話。
カネモウケより上位の価値判断があるべきなんじゃないの?
言うまでもないことだが、外国人比率が高まると企業は儲かっても国家全体としての社会コストが上昇する。
米国はラテンアメリカから、欧州は東欧から、中国は農村から、下級労働者を移住させて人件費を下げている。
移民歓迎だが日本人の労働条件を下げるのはいやだなどという道理が通るわけがない。
お花畑の国際親善のために移民を受け入れるんじゃないんだよ。移民流入と日本人若年層の失業恒常化はセットなんだよ。
欧州を見ろ。多国籍企業の儲け主義が民族国家という社会主義(同じ民族と言うだけである程度の生活水準を保証する国家)を解体するという20年前の主張が現実化しているよ。それが理想的社会ですか?
   

「あらゆる職種に外国人労働者を」 経団連会長
         
2006年03月13日20時32分
     
日本経団連奥田碩会長は13日の記者会見で外国人労働者の受け入れについて、「あらゆる職種で受け入れるのが望ましい」と語った。その理由として、今後の労働力人口減少に向けて高齢者や女性、情報技術(IT)の活用だけでは対応できないことを挙げ、「4番目として外国人の活用が必要だ」と語った。
     
TITLE:asahi.com: 「あらゆる職種に外国人労働者を」 経団連会長 - ビジネス
URL:http://www.asahi.com/business/update/0313/130.html

あらゆる分野で受け入れを 奥田会長、外国人労働力で
       
日本経団連奥田碩会長は13日の定例記者会見で、外国人労働者の受け入れについて「職種はあらゆる部門になる」と述べ、制限を設けるべきではないとの考えを明らかにした。
 
奥田会長は「2010年を越えると、労働力人口の減少は年間100万人ぐらいの規模で出てくる。高齢、女性労働力の増加や情報技術(IT)の活用だけでは(対応が)難しい」として、積極的に受け入れるべきとの見解をあらためて強調した。
    
共同通信) - 3月13日20時35分更新
  
URL:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060313-00000229-kyodo-bus_all