中国の衝撃

        

中国の衝撃

中国の衝撃

           
これは余丁町散人さんが誉めていたので買った。
しかし全然面白くなかった。。・゚・(ノД`)・゚・。
          
この本には3つのことが書かれている。
         
(1)日本人は自力で近代化できない中国という蔑視を改めろ。
(2)日本人は客観的事実でつべこべいわず中国人の「感情記憶」を尊重しろ。
(3)それによって日中は和解できる。
            
感情記憶とは事実そのものではなくて心情的に把握された「事実」なのだそうです。
ううむ。。。なんだか中共プロパガンダ丸飲みすれば日中友好!って主張に聞こえるのは気のせい?
もちろん漏れも古くさいアジア的停滞論なんて信じていない。どの国にもそれぞれの近代化の胎動というものがあっただろうし、さまざまな近代化の道筋があるだろう。そんなの当たり前じゃん。
しかし日本の中国批判者は中国がいまこの瞬間に専制国家であることを問題にしているわけで、それに答えていないんじゃ説得力に欠けるよーな。
            
この著者のお爺さん、個人的にはいい人なんだろうね。
だけど言うに事欠いて「感情記憶」とは恐れ入りました。
なんだか親中派の正体見たりって思っちゃう。病膏肓に入るとはこのことか┐(´д`)┌