鍼灸の世界

鍼灸の世界 (集英社新書)

鍼灸の世界 (集英社新書)

    
僕の持病は自律神経失調なのだ。
もうひどくなってから20年以上になる。
そんなわけで、いつもどうやって心身をリラックスさせるかに関心があった。
マッサージに通ったし東洋医学も試したし本も読んだ。
しかし日本人の書く東洋医学についての本は、経験則や実践に密着しすぎていて全体の構図というか哲学が見えなくて不満だった。
呉先生はまさにその点を懸念して本書を書かれたという。
鍼灸は単なる民間療法ではなくて壮大な東洋哲学の応用なのである。大局から位置づけられない療法では片手落ちである。と。
本書は新書なのでとても原論を語るところまで書き込まれていないが、呉先生の問題意識は非常に共感できる。
原理的思考ができないのは日本人の民族的欠陥なのか?
僕は中国共産党を敵視しているが、漢人原理主義にはずっと敬意をもってきた。
で、興味をもったので明日この呉先生の診療所に行ってみることにした。
果たしてどうなるかなあ?
                   
●追記 2005.01.17
     
今日行って来た。
呉先生は講義でおらず福々しい女性の先生が代わって施術してくれた。
針をたくさん刺すんでビクーリ。30本は刺した?ちょっと痛かったんですけど。(^_^;)
それにプラスお灸。熱くないけどこれも20カ所はやった?
次回は金曜日。週2回通いなさいって。
でもそんなに劇的に効いた気はしない。。。
問題は金額。
保険が利かないのは知っていたが、初回2000+鍼灸4000+整体3000+針代1000=1マソ円!
次回からは全身鍼灸で6千円強!
週1.5マソでつか?月・・・(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル
先生!先生は出稼ぎにきた儲け主義の悪徳鍼灸師じゃないでつよね?信じさせて!!