一。
 Travis J. Tritten 記者による2011-12-12記事「Congress wants military to study moving Futenma operations to Kadena」。
 
嘉手納基地には米空軍の F-15 Eagle が 54 機常駐している。米連邦議会はもうじき空軍に対し、普天間海兵隊航空基地機能を嘉手納に吸収してしまえと圧力をかける。
 
※この動きがもし日本外務省の働きかけによるものだとしたら素晴らしいロビーイングですが……。空軍は米四軍のうち一番「暮らし」が良いのでただアメニティの観点からのみ海兵隊の受け入れを拒否しています。日本の政治家は自民も民主も不勉強だからそんなこともわからず、空軍のみえすいた嘘の説明を聞いて黙ってしまって、移転先探しなどに税金と時間からなる貴重な政治的資源を無駄遣いしていました。頼りないことおびただしい。外務官僚にだけは真相が分かっていたと期待したい。というか、米海軍からその辺のレクチャーをこっそり受けたのか?
 
アジア太平洋の次の戦場は東支那海ではなくて南支那海である。沖縄もグァムもその「主戦場」から遠すぎ、アクセスも不利(シナ潜水艦の巡航ミサイルで、かけつけ途中を妨害されやすい)。だからブラックホークの普及以降、組織そのものの不要論が有力な(なぜなら陸軍デルタフォースと海軍シールズでほとんど任務は代用できる)海兵隊は、焦りまくって豪州ローテーションをねじこんだ。あくまでその本籍地は沖縄としておくことで、金丸信=外務利権の「思い遣り予算」もぶったくり続けられるし。
この「再配置」がどうなるかDoDがマスター・プランを固めるまで、連邦議会は、沖縄海兵隊がらみの余計な予算は1文も出さんよと宣告した。
 
※このぐらいの仕事を日本の「議会人」も独自にやってくれればね。まったく役人のレクチャーの言うなりでしょ。税金泥棒。
 
主唱者は、上院の軍事委員長 Carl Levin(民主党ミシガン州)とその委員たち。沖縄北部への移転など非現実的だしカネの負担もできるわけねーだろ、と。米軍は普天間機能を嘉手納に統合する案には1990年代から反対。この9月にも、U.S. Pacific Command は、そのような案は“off the table”だと声明した。表向きの理由は、回転翼機と固定翼機の混在に問題があるという。だが米議会人はそんな説明では納得しない。
 
※あたりまえだろう。普天間にもKC-130は離発着するし、ワイヤーを張ればF-18も降りられる。嘉手納にも横田にも捜索用のヘリは常駐している。三沢には自衛隊のヘリはいないとでも? ふざけるなという話だ。どうしてこういう当然の疑問を日本の指導層から米軍につきつけられないんだ? まあ、役人のレクだけで仕事をしてきた議員さん方にゃ無理だということだな。
 
この問題に数年間、関心をもってとりくんでいる上院議員は、Levin、 Webb 、そして John McCain(共和党アリゾナ州選出)。沖縄の海兵隊のうち8600人はグァムに移そうという話が前にはあった。※今はもうそれどころじゃなくなったよね。予算削減の嵐で。海兵隊という組織そのものを消滅させても構へんという「本丸」の議論が、ようやく始まるのは米人が正気を保っている証しだね。陸軍特殊部隊で全部その機能を代用できるんだから。トリイ基地には特殊部隊がちゃんといてますし。フィリピンでアブサヤフ相手に戦っているあのスタイルで先島群島にも睨みを効かせてくれたら十分です。海兵隊はデルタと違って「対間接侵略」の仕事のできる頭もないし。沖縄の北京エージェントどもを封殺するのはマリンには無理。議員たちの活動を、GAO会計検査院も応援している。
 
※日本の会計検査院も帳簿の知識じゃなくて軍事の知恵をつけようよ。F-35について疑問を声明しなくて許されるのかい? それで納税者の福利は守られる?
 
過去、嘉手納の米空軍 18th Wing は、次のように説明したことがある。いわく。海兵隊のヘリがやってくれば、基地騒音が増え、嘉手納に関して住民訴訟が起こされる、と。
 
※毎年冬にやってくるF-22より海兵隊のヘリの方がうるさいと言いたい? F-35は欧州では騒音訴訟必至といわれているが、それは嘉手納には置かないということ? 笑かすな。
 
前の外交官、William Brooks は語った。普天間のヘリは嘉手納に集め、普天間の固定翼機は岩国の沖合い新滑走路(まもなく完成)に移すことは可能だ、と。またブルックス氏いわく、広さが 11,000-acre もある嘉手納の敷地に、海兵隊の63機のヘリコプターを収容できないとは思えない。ヘリの一部は三沢に置いても可いだろう、と。ブルックス氏は1993〜2009に東京の大使館に勤務し、政策をアドバイスしていた。嘉手納の敷地は広い。第18ウィングは米空軍最大規模部隊なのである。が、その敷地の中には空軍将兵とその家族、合計2万人が生活している。この優雅でリッチでハイソなゲイテド・コミュニティの最高水準の文化的生活を、低学歴の海兵隊家族によって乱されたくないというのが、空軍の意地汚い本心なのである。軍事的な合理主義とは、最初から一つも関係などないのだ。
 
二。
Bob Cox 記者による2011-12-13記事「Internal Pentagon report finds major problems with F-35 performance, components」。

『Star-Telegram』がペンタゴンのリーク情報を報じて大騒ぎだ。F-35は、いままで思われていた以上の欠陥品である。不具合の修正のためにはさらなる時間と予算が必要だろう。
 
※つまり日本のF-4の寿命には間に合わず、調達単価と維持費はF-22を凌ぎ、その責任を野田氏も官僚も空自幹部も三菱商事も国内メーカーもとらない。野田氏はゲイツが持参したレッドペーパーに従い、アメリカに恩を売ったつもりだろうが、セキュリティ・コミュニティから見れば、日本は自力国防を放棄して米空軍の来援に安全保障を頼り切るというメッセージに他ならない。国民間の軽侮を招くだけだろう。それにつけてもエアボーンレーザーのときといい田母神騒動といい、空自幹部の劣化は座視し難い。言いたくはないが頭悪いんじゃないか。一言の公式反論も文章化できず、こんどは再就職問題を国防問題に優先させることにしたか? やはりROTCは導入すべし。防大の雰囲気はユルすぎると以前から思っていた。防大は人材育成に失敗した。
 
試験飛行担当の部内技術者らいわく、空戦性能だけでなく、対地攻撃の任務遂行能力と生存率にも疑問があると。50頁強の部内資料は10月中旬にペンタゴン内で作成された。それがリークされた。諸問題は解決不可能だとは言っていない。が、解決には何年もかかる。つまり量産開始は遅れに遅れ、量産開始後も修正を続けるためにその納品ペースはごく緩慢となり、完成品の単価は天文学的に上昇し続けることだけは間違いがない。ヘルメット・マウンテド・ディスプレイが野心的すぎ、ハードル高すぎで、現状では、既製の戦闘機よりもむしろパフォーマンスが落ちてしまう。特に夜間のパイロットによる周辺視認性は、既製の戦闘機のそれよりも悪い。
 
※風防をとっぱずした北鮮のミグ21にまたがった裸眼の将軍さまが、わが赤外線センサーに勝てるわけだな。どこの大和魂アニメ?
 
機体の buffeting が、ヘルメット・マウンテド・ディスプレイ の情報表示にものすごく有害な影響を与える。この問題がまだ解決できない。
 
※さいしょから全システム統合開発にしちまったから、一つの致命的な困難性が、全体を完成不能にする。前言撤回。ロックマートの幹部も、じゅうぶんに頭悪いでスー。いや、経営的には米国民の税金をこれだけむしりとって自分の給料に換えてきたのだから、歴史に残る成功ですけどね。ゲイツもまんまと騙されたほどだし。
 
軽量化するためにF-35では発電機をたったひとつのパッケージにまとめた。これが機体を制御し、酸素を供給し、コクピット内を与圧するのだが、ぜんぜん、信頼性がない。
 
※前にスウィートマンが暴露していた話だね。関係ないのだがF-22の「酸素酔い」は、酸素とはあまり関係なくて、機体の加速性やバイブレーションが、すでに高等生命体のルーチン乗務を至難にするレベルになってるってことじゃないの?つまりあの性能で有人機であることがもう間違ってるんだよ。
 
F-35C は着艦フックの試験にすべて失敗した。それで、フックを再設計中であるが、機体全体の形から制約をうけており、この問題の解決は無理なのではないかとも言われている。
 
※いやC型とかもう誰も完成すると思ってねーし。米海軍はF-18が最後の有人戦闘機になるんだから日本空軍もそれにつきあって、B61爆弾のトス爆撃術を今のうちに同じ機体で早く伝授してもらったほうが、対支の国防力は百倍安心になるでしょ。その次のMQ-47Bの運用も早く学びたいでしょ。それにスムーズに繋がるんだから。有人厨の米空軍なんかと心中するこたないって。
 
三。
Bill Sweetman 記者による2011-12-13記事「JSF - What's Really Happening」。
 
F-35のテスト飛行でマッハ1.6を出して着陸したら、水平尾翼の皮が剥け、火ぶくれを生じていた。エンジンの耐熱パネルもダメージを受けていた。マッハ1以下だとこの現象は生じない。これから、高いバフェットの負荷、機体疲労の問題も、表立って取り沙汰されるようになるだろう。リークされた "quick look review" (QLR) の分科会はボスが Frank Kendall で、報告書作製は10-28であった。その8日前には、米空軍と米海軍と英空軍が合同で、F-35 の初期運用テストは2015までできないとの見通しを発表している。QLR は11-29に、海軍の Vice Adm. のDave Venletに提出された。その一部は彼へのインタビューの中で公表された。QLDの内容を深く詮索して報じたのは『Bloomberg』の Tony Capaccio 記者で、先週の前半だった。いまのところF-35には5つの大きな欠陥があるとされる。その最後の5項目は非公表なれども、ステルス性能に関連していることはもう疑いもない。ヘルメットマウンテドディスプレイは間に合わんと見て、英BAEシステムズ社は9月に、旧来式のヘッドアップディスプレイを発注した。F-35は夜間飛行中にコクピット内の明かりすらゼロにするというのがウリだったが、HUDにすれば、そのメリットは帳消しとなる。致命的な技術障壁は、ヘルメットマウンテドディスプレイに表示される外部世界の映像(敵機や僚機の動き)が、肉眼視よりも130ミリセコンドのディレイを生ずること。開発要求では40ミリセコ以内としていたが、メーカーがそれを達成することはできなかった。
 
※40ミリセコでもそんな現実とのズレがあるのならば、もう無人戦闘機を地上でリモコンした方がいいだろって話。有人の意味がない。
 
このディレイ問題が解決できないと、中央統合演算プログラムのソフトを全部、書き換えねばならない。緊急時に燃料を捨てる機能だが、燃料の一部が離れて飛んでくれずにフラッペロンなどに蓄積されることがわかった。これはB型の場合、着艦後に艦上火災を起こす危険があることを意味する。angle of attack を20度以上にするとバフェットがひどくなる問題は解決至難。というのは、ふつうの飛行機なら、ついたて、ストレーク、空気渦のtrippersなどをちょこちょこと機体表面に付け足して整流すれば解決に向かうのだが、ステルスの要請があるために、そうした細工は一切不可能なのだ。どうしようもない。
 
※そんな振動があるのでは、B61爆弾をトス爆撃することができないではないか。ということは、対支の核抑止にもならぬ。F-16の方が数倍、マシだ。
 
F-35は、落雷耐性のテストがまだためらわれている。そのため25浬以内に雷雲があるときは、テスト飛行もできない。
 
※名前はライトニング、なのだが……。
 
Eglin 基地での試験飛行は、この雷雲規制のために、予定消化ペースが半分近くに落ちている。

一。
Travis J. Tritten 記者による2011-12-15記事「Plans for Japan, Guam could follow joint-basing model, McCain says」。
  
上院議員のマケイン(共和党)絶好調。米軍、特に海兵隊は、豪州との間で協定ができたように、フィリピンやベトナムでも、基地を貸りられるはずだ。次の戦場は南シナ海であって、東シナ海は終わった海である。決戦場たるボルネオにかけつけるのがあまりに不便な沖縄やグァムにマリンが居る必要はもうない。連邦予算をいかに削減するかが課題のとき、グァム基地造成予算を削るのは当然である。 
 
読売新聞によれば、東京政府も、海兵隊関係予算を切る。豪州で米空軍は、既製のあちこちの滑走路を、かなり自由に借りられるようになった。シナからミサイルがいくら飛んできても、米空軍の活動を妨害することはもうできぬ。この方式で可いのだ。新規の基地を造成するカネなど連邦議会は出さん。フィリピンにはクラーク基地というすばらしい施設があるだろう。
 
基地を新設するということは、病院、学校、家族のための住宅まで建てるということだが、そんなやり方こそ無駄なのだ、とマケイン議員は外交政策団体の集りで演説した。
 
グァム移転費は当初、米国納税者に$6 billionの負担、という話だった。ところがどうだ。シャベルをひとすくいも未だしていないうちから、その見積もりは $16 billion にハネ上がっている。言っておく。連邦議会を舐めるな。そんなふざけた支出は絶対に認めんからな。GAO(日本とちがってとてもよく仕事をしている会計検査院)いわく、グァムに移転するとしたら10年で $24 billion 近くはかかりますよ、と。グァム移転計画とは、在沖の8600人の海兵隊だけでなく、その家族の住宅も移そうというのだ。しかも、マリンの訓練施設は、隣のテニアン島に造成しようというのだ。空母の接岸できる埠頭や、空軍の偵察&攻撃センターまでついでにつくるという悪ノリぶりだ。マケインの仲間には、民主党ヴァジニア選出のJim Webb上院議員らもいる。マケインのスピーチの動画は、Foreign Policy Initiative のウェブサイトで見ることができる。
 
三。
ストラテジーページの2011-12-15記事「Punishment Park」。
  
北鮮の特権階級の家計に火がついている。特権階級(将校や高給党員)のアルバイトは禁止されているが、奥様方が闇で狂奔している。この奥様方は逮捕されても鄭重に扱われ釈放される。密輸品はすべて没収だが。それで警察があらためて気付いて驚いたのは、このようなアルバイト(抜荷商人)は1990年代から始まっていたのだということ。北鮮のコメ相場は過去数週間で2割上昇した。北鮮の紙幣はひたすら印刷されているので無価値。シナの「元」だけが通用する。先月、鴨緑江を越えて、8人の北鮮兵士が、武装のまま、シナ領に逃げ込んだ。うち2名は、仲間の兵士によって射殺された。残る6人の身柄はシナ警察が確保しているとみられる。国境警備隊員のモラールが崩壊しつつある。韓国の声明。ウリたちは「鉄鷲」という、弾道弾迎撃ミサイルを5年がかりで完成したニダ。北鮮のSSMはぜんぶ落とせるニダ。シナ漁船どもは、北鮮領海ではまったくトラブルを起こしていない。なぜか? 北鮮のコーストガードは、シナの違法漁船に対しては、ただちに発砲するからである。
 
■海自の潜水艦増勢でまちがいなく予算の割を喰う空自の捨て身の反撃がF-35予約なのだろう。後年度の爆上がりで海自との予算拮抗を達成する肚か。【2011-12-17作文】
 
二。
星条旗新聞の2011-12-16 記事「Sandwich that stays 'fresh' for 2 years」。
 
ナポレオンいわく、1個軍の行軍は、人馬の行軍というより、胃袋の行軍なのである。それを計画する者の苦心は分かるまい、と。だが時代は変わった。新技術により、なんと店の棚に2年間放置していても新鮮さを保っている、不朽のサンドウィッチが発明されたのだ。マサチューセッツ州のナティックには、陸軍の糧食を研究している施設がある。そこで開発された。プルタルコスによればいまから2000年前、ペルシャに打ち勝ったパウルス将軍は、こう言った。野戦軍を指揮して会戦に勝つのと、出席者全員を満足させるディナーの注文とには、同じ知力が要求される、と。
 
■歯につきにくいガム(レモン)を噛んでいたら古い詰め物がとれたので二股先生のお世話になり即日完治【2011-12-20作文】
一。
 
六。
 
Bradley Perrett, Amy Butler, Guy Norris 記者による2011-12-19記事「Seoul Will Be Watching」。
  
とにかく日本の真似をやれというのが、韓国国防省のモットーなんです。(In English-speaking countries, people like to keep up with the Joneses. For South Korean defense ministry officials, it is important to keep up with the Tanakas.) ※自動翻訳機では絶対に訳出不能だねこのニュアンスは。
 
日本は42機のF-35がほしいそうだが、それは2020年代に、他の優先客がF-35を受領した後の話となる。つまり、韓国も日本の真似をしてF-4をF-35で買い換えたいと希望することはできるのだが、その場合、日本と同じリスク――品物が半永久に届かず、F-4だけが純減して行く――を背負い込むことになってしまう。日本政府の決定は読売新聞にリークされた。正式発表は年末の某日にあるだろう。 
 
※特防秘に絡むリークが早々と平然と為されていることについて米下院予算委員会は何とも言わんわけ? Obey先生よ。
 
日本は過去55年間、新鋭戦闘機をフルスケールでライセンス国産してきた。F-35についてはライセンス供与は不可能なので、イタリア同様、組み立てだけを国内ですることになるだろう。ロックマートの関係者いわく、ステルスの秘密を保つために、海外生産は基本的に無理。もしそれでもやるとなったら、とてつもない余計なコストが、その国の負担として発生するだろう。
 
※なぜ日本の国会議員は、こんな馬鹿げた税金の無駄遣いはやめろという決議ができないのか? 禁止決議をすべき時だろう。
 
韓国は60機の更新を欲している。何でも日本の真似をする韓国人のことだ。このビジネスでもF-18とユーロファイターは考慮外とされてしまうだろう。ボーイング社は韓国に F-15SE Silent Eagle も提案しているが…。韓国の世論は韓国軍が日本軍よりも新鋭でない戦闘機を購入することを絶対に認めないのである。よって韓国国防省には、もはやF-35以外、選択の余地がない。日本でF-35を組み立てる工場は、 $1 billion かかるだろう、とロックマートの幹部は言っている。日本はPratt & Whitney F135 engineの国内組み立ても許されるだろう。もともと空自は2009-4からF-22でF-4を換装する皮算用だった。2011-9でF-2の製造が終了してしまって、三菱重工、石川島播磨、そして三菱電機は困る。F-2を追加でもうちょっと製造したいと言ったら、少量生産はあまりにコスト高になると計算された。すなわち単価 \15 billion ($193 million) となっちまう。ロックマートも乗り気でない。日本が発注して2016に届けられる4機は、low-rate initial production batch 8 (LRIP 8) の機体であり、ソフトフェアは Block 3 である。韓国は2012にF-35を発注する。これも2016に届けられる。となると、空自への納期とバッティングする。買うとはっきり決まったわけではないが LRIP 8 について買い気のある国は、米国、イタリー、豪州、オランダ、ノルウェーイスラエル、トルコである。そのうち豪州は旧いF-18ホーネットの更新をもう待てず、F-35をキャンセルして、スーパーホーネットを買う方針に転向する。