クールジャパンは権利ビジネスの解体から

カスラックがJ-POPの世界化を邪魔しているんだろうな、やっぱりw

週刊ダイヤモンド』特別レポート
【第149回】 2011年11月1日 週刊ダイヤモンド編集部
アニメ専門と懐かしさでBS参入の出足は予想以上
――アニマックスブロードキャスト・ジャパン滝山正夫社長インタビュー
http://diamond.jp/articles/-/14662
今年10月、BSのチャンネル数が24に倍増した。加入者数約900万世帯とトップを走るアニメ専門チャンネル「アニマックス」も参入した。滝山正夫社長に事業戦略と最近のアニメ事情について聞いた。
(「週刊ダイヤモンド」編集部 小島健志)
(略)
 ただ、かつては「まげものとアニメ」には電機や自動車メーカーの広告がつかなかった。まげものとは時代劇のことで、シニアや子どもにはカネがないとみられていたから、アニメの制作費も少なかった。だからテレビ局もドラマのように著作権までおさえなかった。
 
 他方、海外では新たな放送局の増加に伴って番組が不足した。そこで制作会社も海外にアニメを売った。
 
 文化的な障壁がないから日本のアニメが普及したともいわれるが、実際はテレビ局の権利の影響を受けなかったことが大きいというわけだ。
 
 日本の映像コンテンツの85%以上はテレビ局が作っている。いま米国の動画サービスが日本に来たが、テレビ局がみすみすコンテンツを渡したりしないだろう。テレビ局の影響を受けないのは、海外ドラマかハリウッド映画、そしてアニメくらい。だから海外に販売できるのだ。

(略)