ヒトのグローバル化は高級人材に限ってください!

[rakuten:emblem-shop:10000865:detail]
 
漏れはグローバリズムマンセーじゃないので、あんまり荒井さんのいうことに同意できないのだが、大学やらマスゴミやらの「日本語鎖国業界」の内弁慶・腐朽ぶりは憂慮せざるをえない。特にソエジーが嘆く人文系知識での「ワールドバリュー」との懸隔を埋めることが喫緊と思う。なにもサヨクのいうように「欧米か」マンセーしろ、というのではなく、保守でもいいのだ。保守なら保守で、世界標準を知ったうえで哲学・思想を鍛えればいいのだ。最近面白くなってきた日本保守業界だが、どうも業界内で自足しているように見えてならない。保守だからこそ敢えて海外知識人との他流試合を通じて胆力を練るべきなのだ。

荒井裕樹の「破壊から始める日本再興」
2011年6月8日(水)
欧米だけでなく中国にも周回遅れの日本の知的ハブ化
まずは大学の変革、そして投資移民ビザ政策の実行を
荒井裕樹
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20110606/220467/
(略)
 前回まで、経済の主たる構成要素である「ヒト」に関するグローバル化、あるいは「世界で勝つために、世界中から英知を集める」という人材戦略について、主に日本経済の根幹を構成する企業を念頭に述べてきた。しかし、人材のグローバル化が問われるのは、企業だけではない。
 その1つが大学だ。我が国で最も優秀な学生や教授を引きつける力のあるトップクラスの大学に多数の優秀な外国人に在籍してもらうことは、非常に重要なことのはずである。
(略)
 移住した富裕層が、海外から有能な人材を呼び込み日本でビジネスを始めたり、日本で知り合った人材と共に海外で共同事業したりと、そのような人的ネットワークがもたらす波及効果は想像以上に発展する可能性を秘めている。
(略)