田原総一郎 中国への抗議デモを報道しない保身的な日本マスコミを批判


 
チャンネル桜と田母神さんが組織したデモだから”色つき”だということで放送しなかっただけ」
「デモはどこだってどっかの”色つき”」
チャンネル桜と田母神さんが組織したと説明したうえで放送すべきだった」
コンプライアンス法令遵守社会的企業責任)責任という理由じゃない。無難に済ませたいだけ。危ないことに近づきたくないだけ」
コンプライアンスという言葉が無難に済ませるという意味に変質している
「こんなことやっているとテレビも新聞もどんどん駄目になる」
「マスコミは勇気が全くなくなった」
    
一部ウヨクからは評判の悪い田原総一朗さんですが、漏れは昔から嫌いではなかった。
もちろん世代特有のサヨクバイアスはある。
でもそれがどうしたっての?
人間完全中立なんて人はいないんだからこめけぇことはいいんだよ。
それよりどんな立場の人間にも結論をハッキリ迫ろうとする司会ぶりが良かった。
 
それで対中抗議デモですが、漏れはやってよかったと思う。
中国ヘイトには一貫して反対だけれども、これは佐藤優さんのいう「単純なルール」の問題だ。
彼等がいい加減な反日プロパガンダを垂れ流すならこちらは抗議をする。
それが国際政治での作法である。
抗議すること=反中国ではない。
よくある国際問題なので珍しくもない。
  
問題なのは「対中抗議デモを日本のマスゴミが報道しなかったこと」のほうだ。
こっちのほうが深刻である。
これはマスゴミサヨクの巣だから!じゃない。
サヨクがウヨクを封じめたというならまだマシなのだ
田原さんが指摘するように要するに保身で報道しなかったのだ。
そして 今回示されたマスゴミの卑屈なサラリーマン根性は日本社会の縮図なのである。
漏れはつねづね本分を弁えない官僚の肥大化を問題視してきた。
しかし民間企業でも同じなのだ。
民僚という言葉があるように、巨大民間企業はほとんど官僚機構と同じようなモノになってしまう。
すると資本主義的実力ではなく正論と人脈を振りかざす組織遊泳術に長けた官僚的人物が支配するようになってしまうのだ。
この反対が独立精神である。
わが国では福沢諭吉が説き米国は『アメリカンスピリット』と呼ばれるものだ
独立自尊・相互扶助。カネや権力に阿らず損なことでも正論を通す侠気。
民族の精気と言ってもよい。
サラリーマン根性の対偶だ。
これが失われ人々が目先の損得勘定に終始するようになると社会は衰微する。
その兆候がはっきり現れたのが恐ろしい。
マスゴミはいったん滅亡しないと駄目だろう。
さっさと週刊誌の高給ランキングから転落すべき(笑)