尖閣誰得?


南京政府の胡蘭成法務長官(胡兰成)、江沢民の実父江世俊は彼の右腕だった。


伝説化された江世侯叔父(江上青)さん、当然巨大石像も建ってます(笑)

> 反日のルーツは里親の叔父さんが日本軍に殺されたんだっけ、と思って確認して
  
ああ、面白い話題が。。。
 
 (祖父)(実父)
 江石渓┬江世俊─江沢民
    │(叔父)↓
    └江世侯(養子入)
  
江沢民のお爺さんは長江物流界の大立者だった。ということは半分ヤクザみたいなものですね。
で実父はその後をついで南京の物流を支配していたんだが、知っての通り当時の南京は親日派の汪精衛政権。
そこで戦争で一番大事なロジスティックスをやっていたんだからもろ親日派です。
ところが叔父さんの江世侯さんは1928年に入党したという筋金入りの共産主義者で(これも分散投資?)
地元の親分と対立してゴロツキに殺された。日本軍関係なし。
でチャイナの慣習にしたがって13歳の江沢民少年はこの叔父の養子になったわけ。
だけど実父は南京政界の実力者なんだから良い暮らししてたみたい。
でもその後の文化大革命では「烈士江世侯の息子」を切り札に生き残り、そのペルソナを被り続けて出世したわけだ。
実際彼は日本語もペラペラだし個人的には日本嫌いってわけじゃないとも言われている。
でもだからこそ、余計に反日的なパフォーマンスをしなきゃならないと。
共産主義者はつらいね〜

参考)
http://www25.big.or.jp/~yabuki/doc10/he64-84.htm
江沢民の実父江世俊は、昔、江冠千の名で日本占領下の南京汪精衛国民政府の宣伝部の副部長を勤めていた。
戦後、汪精衛国民政府は国民党政府に売国政権として認定されて、汪精衛国民政府で要職を担任する人は全て「漢奸罪」で問罪をされた。
江世俊はそのまえに日本敗戦の消息を得て、前もって江蘇の実家に戻ったため「漢奸罪」で起訴されることを免れた。
シナ共産党の党内は党員の出身・家族背景をとても重視している。
江沢民のような「漢奸」の息子は共産党に入っても昇進するのは相当に困難である。
しかし、江沢民は実父の弟の共産党烈士である江世侯の子と偽って政治審査に通った。
彼は「私は実際に経験しているが上海に居た頃日本軍にひどい目にあわされた」の言葉も嘘だと思う。
彼は当時南京中央大学の学生で、実父は南京政府の高官、彼自身も南京政府の青年幹部訓練組に加入したことがあったそうだ。
日本軍はいくらいっても、彼に酷い目にあわせるわけがなかった。

> 江沢民は日本嫌いだからね。確か訪日時の宮中晩餐会に中山服(人民服=平服)で来て物議をかもしたとか。
> 反日のルーツは里親の叔父さんが日本軍に殺されたんだっけ、と思って確認してみたら、
> 日本軍でなく地元の匪賊(中国人)に殺されたとのことで、それ自体は関係無いようです。
> 以下、ネット記事の引用。
>
> 一九三七年夏、名門揚州中学に合格したが、揚州は日本占領軍の支配する要衝となり、江沢民らは郊外に疎開した。
> 江沢民が日本軍国主義に対して憎悪の念をもつことは理解できるが、揚州占領は南京と違って平和的であり、
> 江沢民の家族親戚で抗日戦争で死去した者はない。
> 揚州中学は愛国者朱自清の名で知られており、江沢民の日本嫌いも、直接的被害というよりは文化的愛国主義に鼓舞されたものか。
> (引用終)
>
> PS.倖田來未江沢民、聞き間違える、との書き込みも発見。(考えもしませんでした。)

追記)ちなみに江沢民が南京中央学校に通っていたとき専攻していたのは日本語。

 

簡単にまとめてみた。
  
まず、この事件がある前から東太平洋では米中緊張が高まっていた。
 
・07月、クリントン(鬼嫁)長官、南沙諸島問題介入を示唆
・07月、米越東支軍事演習
・08月、米国高官相次いで尖閣諸島=米日安保圏発言。
・09月、米韓対潜哨戒演習
・09月、日本民主党代表戦
・09月、中国船衝突事件☆←イマココ
・10月、米韓黄海軍事演習(予定)
・10月、中国五中全会(予定)
・10月、日本臨時国会(予定)
・12月、米日離島防衛演習(予定)
 
なんという軍事政治日程の揃い踏みw
仙石暗黒卿は鬼嫁に嵌められたみたいですね。 
中国では胡錦濤vs江沢民がバトルしているのは周知の通り。
10月の共産党大会が主戦場。
江沢民上海派軍閥派としては胡錦濤を牽制したい。
鬼嫁としては上海に貸しをつくり、ついでに沖縄に米軍基地のありがたみを教え、前原を首相にしたい。
キゼン派マエバラ君は首相になりたい。
鬼嫁ーマエバラー上海軍閥のネットワーク。
小競り合いが起こることは分かっていたのです。
先月オザワンが唐突に尖閣諸島に言及したのは胡錦濤近辺から情報があったのでしょう。
鬼嫁は仙石を騙した。「中国は折れるはずやからやったんさい」とかw
そのうえでの手のひら返し。
仙石は慌てて釈放させたもののもう遅い。
司法への政治介入ならアウト。そうでなければ地検の越権行為。
レアアース禁輸やらフジタ社員死刑やらは日本というより胡錦涛へのブラフ。
タニマチ外資に嫌われて経済失速で困るのは現指導部だもんね。
どっちにしてもこれで管カラ政権倒壊か(笑)

週間オブイェクト
http://obiekt.seesaa.net/
 
(略)レアアース輸出規制はWTOに提訴出来ますし、フジタ社員拘束は遺棄化学兵器処理事業の存続自体を揺るがす行為です。人質を取るような行為は人権問題とも関わってきます。相手側の手札はそれ自体に問題を抱え、それほど強くはありません。それに対しこちら側には漁船体当たりの証拠の他に、最も強力な手札を持っていました。それは日米の軍事戦力です。元々、この件で私は武力衝突に発展する可能性は無いと見ていました。日本自衛隊だけでも強力な戦力であるのに更にアメリカ軍が背後に控えて居ます。アメリカは今回の事件が起きる前の先月にクローリー国務次官補が「尖閣諸島日米安全保障条約の対象」と明言しており、事件発生後はマレン統合参謀本部議長、ゲーツ国防長官、クリントン国務長官、キャンベル国務次官補が立て続けに同様の発言を行っています、いえ、同様ではなく、これまでより更に踏み込んで来ました。
(略)
もちろん、国土防衛は日本自衛隊が先頭に立って対処する事態ですが、そのすぐ後方にアメリカ軍が控えているとなれば、中国が仕掛けるにはあまりにもリスクが大き過ぎる上に得られる対価が少なく、南沙諸島のように侵攻するのは難しいでしょう。中国側にも軍事戦力を動かす意思は見られず、現状では余裕を持って事態の推移を見守る事が出来た筈でした。7月にベトナムハノイで開かれたASEAN地域フォーラムで、アメリカのクリントン国務長官南シナ海南沙諸島問題に介入する意思を宣言し、その後にアメリカ海軍は原子力空母をベトナムのダナンに入港させ、ベトナム軍とアメリカ軍の合同軍事演習を行いました。そのすぐ後に発生した東シナ海尖閣諸島事件は、連動していると見るべきです。逮捕された漁船の船長が中国政府に命令されていたかどうかは分かりませんが、意図的であろうと偶然だろうと中国政府はこの事件を「南シナ海で動きを見せたアメリカが東シナ海でどう出るのか」を知るために利用する事が出来ました。この事件で中国が得た目当ての成果は日本相手のものではなく、アメリカの意思の再確認にあったのだと思います。10月末、アメリカ海軍は韓国軍との合同演習を対北朝鮮を名目に黄海で行い、原子力空母を参加させる予定です。中国は黄海に空母が入ることについて極度に拒否反応を示しており、米中間で緊張が高まる恐れがあります。12月には日米合同離島奪還演習が行われる予定です。中国側はこれを尖閣諸島を意識したものと受け取るでしょう。日米側もそのつもりです。9月末の現在、米韓合同対潜演習が始まっています。もし10月末の空母演習が今始まっていたら、かなり複雑な事態になっている筈でした。今回の尖閣諸島漁船体当たり事件は、中国側にとって非常に絶妙なタイミングで発生し、終息しています。しかし、もしも日本が漁船の船長の拘留をもっと伸ばしていたら、中国側は大変に頭を抱える事になっていたでしょう。だからこそ日本政府はもう暫く様子を見るべきだったと思います。

高橋洋一ニュースの深層
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/1263
 
(略)ところが、現行犯にもかかわらず事件から逮捕まで約半日が経過している。事件の情報は、官邸に上がっており、危機対応の官房長官が対処したはずだ。
(略)そして、このあたりになってくると、政府の対応がますますちぐはぐになっていく。13日、仙谷官房長官は会見で「私の予測では、(船長以外の)14人と船がお帰りになれば、また違った状況が開かれてくる」と述べ、共犯者(船長以外の船員)と証拠品(船)を返してしまう。どのような情報によって、こうした判断がなされたのかわからないが、明らかにその後の展開をみれば、仙谷官房長官の見通しは完全に外れた。
 さらに、中国の要求はエスカレートする。それに対し、16日、外務相に内定していた前原誠司国土交通相は石垣海上保安部に行き、巡視船艇の係留所を視察した。19日、石垣簡易裁判所は、逮捕された中国人船長の拘置期間を10日間延長し29日までとした。
 この措置に反発して、中国は日本との閣僚級の往来を停止など対抗措置などさらに高いハードルを設けるようになった。結果として、24日、拘留期限前にも関わらず、那覇地方検察庁が中国人船長を処分保留で釈放した。その理由として、検察側から外交的配慮もあるという説明がなされたが、これは誰も目にもおかしい。
 地方の支局にすぎず、外交とはまったく無縁である那覇地検、その上級庁である最高検福岡高検がこのような判断ができるはずない。それにもかかわらず、政府は、検察の判断であるとしている。こうなると、政府内での責任転嫁の感さえ出てきている。
(略)

【正論】評論家・鳥居民 中国の反日では権力闘争も疑え 2010.9.22 03:00
http://sankei.jp.msn.com/world/china/100922/chn1009220300000-n1.htm
(略)
≪ネット論壇と軍部の存在≫
 中国の最高首脳たちが、軍部の派手なパフォーマンスにもろ手を挙げて賛成しているはずはない。軍部の宣伝が、党と国民向けであることは分かっているからだ。国防費を増やし続けることは何としても必要だ、2けたの伸びでなければならない、削減など絶対に許さないという意思表示なのだ。
(略)
 中国にとって死活的な必要性のない国防費は、削減するか、せめて増やさないようにしなければならないということは、中国の最高首脳陣の本音であるはずだ。江沢民時代の1999年に、郭伯雄氏が中央軍事委員会副主席になってからのこの10年余で、国防費は実に4倍以上に膨らんでいる。これこそ、江氏が後継の胡・温体制に残していった最大の負の遺産のひとつなのだといっていい。
 ここまで見てきたように、党指導者になっていたかもしれない陳良宇はもはやいない。中央政治局常務委員会の江沢民派はすでに少数派である。来月に予定される五中全会(第十七期中央委員会第五回全体会議)で、江時代からの最高級軍人たち、70歳の年齢制限に触れる者、それに近い者のすべてを引退させることが可能なのか。それとも、それは来年の六中全会に先延ばしされるのか。胡、温両氏の力量にかかっている。

副島隆彦気重掲示
http://www.snsi.jp/bbs/page/1/
 
 中国漁船が当然、必死で逃げようとするのを、両方の巡視船(それもかなりの大型) にぶつけさせながら、動物狩りのように、追い込んで、捕まえました。 そして、 日中の国境、排他的経済水域、領土問題の紛争として、大きく、浮かび上がらせる計画を、アメリカの リチャード・アーミテージという、おそろしい、CIAと米特殊軍の 司令官である、”本当の麻薬(アヘン)王” (ベトナム戦争でも、”黄金の三角地帯”でも、南米コロンビアのコカイン・カルテルでも) である、この 男が、日本の 次の傀儡首相に決まっている、前原誠司 をあやつって、 計画的に、こういうことをしました。 
 それは、9月1日の、伊豆の下田港の沖で行われた、「防災の日」という奇妙奇天烈な日の、実質、日米合同(海上)軍事演習で、練習したことを、そのまま、9月7日に、場所を移動して、実行したものです。
 仙谷由人から、8月31日に、菅直人は、耳打ちされて、「代表選挙は、必ず勝つように仕組んであるから、安心せよ」と、その前の数日、ぐらついていた気持ちが 落ち着いて、それで、アメリカの下僕の、悪人になり尽くす決意も新たに、菅直人は、意気揚々と、下田に、観閲式に行きました。前原が、外務大臣(つまり、次の日本首相)になる、お披露目として、同じく次の米大統領である、ヒラリー・クリントンに24日に会うための、お土産として、この事件を、この馬鹿たちが、仕組みました。
 私の、中国研究本 の3冊目 の書名 は、「米中激突」 に、この7月に、新疆ウイグルに調査旅行に行ったときに、私は決めました。 こういうやらせの事件を、こいつらは起こすだろうと、私には、分かっていました。 それで、日本国民をぞっとさせるという筋書きです。それは、確かに、お上手でした。パチパチの拍手ものです。 日本国民は、こういう時は、本当に青ざめます。あなたも、そうでしょう。 
(略)
 私の結論を言います。 日本は、実は、これらの軍事衝突の前哨(スカーミッシュ)事件の当事者ではありません。日本は、脇役(バイプレイヤー)でしかありません。なぜなら、日本は、アメリカ帝国の属国であり、日本独自の主張と決断を持とうにも持たせて貰えないからです。それが、真実です。

佐藤優の眼光紙背:第80回
http://news.livedoor.com/article/detail/5023072/
 日中関係がかつてなく緊張している。ここで中国に対して毅然たる態度をとらないと日本の国益を大きく毀損する。
(略)
 中国は意図的に日本を挑発しているのだ。日本と国際社会に「尖閣諸島問題は領土問題である」と認知させることが中国の目的だ。
 
佐藤優の眼光紙背:第81回
(略)
 まず、この船長は容疑を否認している。容疑を否認し、国外逃亡の可能性が十分ある被疑者を処分保留のまま保釈するのは、法治国家としての秩序を揺るがしかねない行為だ。
(略)
 「今後の日中関係を考慮する」ということは、平たく言うと「中国の圧力に屈した」ということである。「我が国国民への影響」とは、現在、中国当局によって拘束されている4人の日本人のことを指していると思われる。そもそもこのような外交的判断をする権限を検察庁はもたない。外交の常識からして、中国が不当な言いがかりをつけている状況で、それに譲歩したととられるようなことは一切してはならない。超ドメスティック(国内的)官庁である検察庁は外交の基本的な「ゲームのルール」がまったくわかってない。
(略)
 米国も、一方で前原誠司外務大臣クリントン国務長官に対して尖閣問題に関する支援を要請しておきながら、他方でこのような弱腰の対応を行っているので、「日本は東洋の神秘だ。わけがわからない国だ」と当惑していることと思う。