防災の日


   
関東大震災記念日なわけだが、こうやってみると被害がずいぶん偏っていることがわかる。
つまり揺れそのものではなく、主に火災が人を殺したわけだ。
それにしても1923年9月1日。
第一世界大戦後の長期不況の最中、世界で初めて社会主義による王族資本家の大虐殺があったばかり。
未だシベリアに1個師団が駐留、日本では米騒動・朝鮮で3.1暴動、世情騒然のトドメが大地震だったと。
しかしさすがに今や当時を知る人はほとんどいなくなった。
大正12年を記憶している人は少なくとも90歳以上であり、しかも当時の東京横浜の住人でないとならない。
以前英国で最後の第一大戦参加兵士の葬儀が報道されたことを紹介したが、もうこの地震は歴史の彼方に沈んでいるといえる。
いつかは大東亜戦争第二次世界大戦もそうなってゆくのだろうか。。。
   
追記)
なお、最近は教科書でもさすがに6000人とか言う馬鹿な数字を載せるところは無くなったようだが、結局朝鮮人死者は全体で数千名、うち300〜1000名程度がなんらかの意図的殺害にあった可能性があるというのが妥当な認識だろう。
問題は本当に朝鮮人テロリストによる破壊工作があったのかどうかなのだが。。。
工藤美代子さんの『関東大震災朝鮮人虐殺の真実』は完全黙殺されているようだなあ。
ちなみに言えば尼港事件での共産主義者による日本人を含む7000名の住民大虐殺は1920年だから、1919年3.1暴動→尼港事件→抗日パルチザン朝鮮人テロリストに対する警戒と憤慨が頂点に達していたころなんだな。時期が悪いというかなんというか。
  

関東大震災「朝鮮人虐殺」の真実

関東大震災「朝鮮人虐殺」の真実