中国人の世界乗っ取り計画

  

中国人の世界乗っ取り計画

中国人の世界乗っ取り計画

  
中国は国策で移民を進めている。
彼らは同化せず地域に貢献せず本国政府のために政治的影響力を行使しようとする。
  
中国の移民政策について語ることはほとんどタブーになっている。
なにより中国政府自身が積極的に語りたがらない。
世界中の人間が中国の人口に不安を抱いていることを承知しているからだ。
だから90年代以降に爆発的に移民が増えていても、実数すらつかめない状況だ。
そして平和ボケのニッポンサヨクも「移民=良いこと、ネガティブに語るのは人権侵害」という思考停止のまま。
そのあいだもシナ政府はチャクチャクと政策移民・棄民を薦めている。
そこにこの本の意義がある。
冒頭のような主張をきっちりまとめた本は初めてではないか。
「中国は政策として先進国に中国人を送り込んでいる」
という認識が一般化すれば、移民論議に多大な影響を与えるのは必至だ。
しかし、ほんとうに「政策」である証拠があるのか?
・・・

ところでウヨク産経新聞出版が出しているのは良いとしても、著者は綺麗な女の人なのが意外だ。
河添恵子さんは63年生まれで短大卒業後北京外国語学院で中国語を学び遼寧師範大学留学という珍しい経歴。
まだ江沢民反日教育が始まる前の良い時代に学んだと言えるし、天安門事件をリアルタイムで経験している。
だものだから、反中国人というより、いまの銭ゲバ中国や中共への疑問反感があるのだろう。
そりゃそうだわな。
なのでウヨクというより、平均的な日本人女子の身体感覚がよく感じられる一冊になっている。