- 作者: 大山誠一
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2009/11/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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実はこれ、まだ読み終わっていない。
読んだらまた書くが、大山誠一さんだから当然ながら「日本神話でっち上げ」説のニューバージョン。
サヨクはこの人の「聖徳太子不在説」「藤原不比等捏造説」を喜んで「テンノーなんてでっち上げ(藁」とかいうけど、漏れはそう単純になれないんだよね。
逆説的に、大山氏の論は、天皇なるものの古さや重要さを裏打ちしているように読めるのだ。
漏れは編纂こそ限界あったが、日本神話は存外古いものを残しているという相見説・兵頭説に賛成である。
そして大山説はその漏れの認識を補完こそすれ揺さぶらないのだ。
そういう意味でオビの「古代史に激震」つうのは、あいかわずNHKブックスだなあ(`=`)と思うのだった。