洗脳支配

      

洗脳支配ー日本人に富を貢がせるマインドコントロールのすべて

洗脳支配ー日本人に富を貢がせるマインドコントロールのすべて

     
苫米地英人さんといえば1996年にオウムシスターズ(笑)の3女と結婚したことくらいしか知らなかった。
1959年の生まれだから宮台真司さんと同い歳なんだな。
で意外に最初の学歴は上智の英語科。英語使いが原点なんだ。
まぁ、なんか漏れにとってはどうでもいい人だったわけだが、この本ではWGIPなど熱く語って漏れの世界に急接近!
鬼塚英昭さんと対談しちゃったりしてるし。

http://www.tomabechi.jp/
     
氏は明治維新は外国にファイナンスされたため、今日に至るまで日本のオーナーは欧州名家と想像する。
そのうえ日本を軍事的に占領した米国は日本人を洗脳支配していると言う。
おそらくこの本で最も価値のある情報はGHQのWGIPでは米国最高の洗脳研究者が動員されていたことを指摘した点だろう。
   
なお、苫米地さんは米国は所詮欧州名家の手先に過ぎないと考えているようだ。
『まもなく日本が世界を救います』の太田龍さんと見解が同じだ。
    
また、苫米地氏は現在は欧州・中国・イスラムが金融支配を巡り三つ巴に争っている状況と考え、5年以内に日本は破産しFGIP=金融有罪洗脳が行われると予想。そのような「この世」の攻撃に対抗するにはバーチャル空間=「あの世」重視の価値転換が必要とし、「非蛇管生情報通貨=ベチユニット」の流通を説く。
          
最後の方になると俄には理解できない話になるんだが・・・ところでこの本、カバー裏の著者紹介にすごいことが書かれている。
   

帰国後、三菱地所の財務担当者としても活躍し、研究を続ける傍ら、1989年のロックフェラーセンター買収にも中心メンバーの一人として関わった。買収後数年間デビット・ロックフェラー氏が会長を務めるロックフェラーグループ社の全取締役会にも出席。デビット・ロックフェラー氏の邸宅に招待されたときには、運転席にデビット・ロックフェラー氏、助手席に高木丈太郎三菱地所社長が座り、後部座席には通訳をしなければならないので、苫米地英人が座った。デビット・ロックフェラー氏に運転手をさせて後部座席に座ったことがあるのは、恐らく世界中でもただ一人だろう。

   
追記)
しかしまぁ、三菱地所の社長ともあろう方が通訳無しじゃ英語も話せないのか?大事な話できないジャン。
    
追記)
なおこの本の中で消費や出世など近代資本主義の洗脳装置の彼岸に立つ存在として、苫米地さんは「おたく」のライフスタイルを挙げている。セカンドライフは糞だったけど、日本のアニメを初めとしたバーチャルワールドは確かに脱洗脳装置としては凄い伝染力なのかも。初音ミクでのまったくカネにならない盛り上がりぶりと、それを換金しようとしたPに対するバッシングは世界支配者の生権力に対する本能的反撥だったとか。ψ( `∇´ )ψ