国家の崩壊

国家の崩壊

国家の崩壊

佐藤優ってほんとうにすごい。
こりゃ現代のジョン・リードだ。
いやそれ以上か。だって重要人物と面識有りだもの。
とにかく迫真のドキュメンタリー。
そして落鱗の分析。
    
国家は悪だ。だが必要だ。だからどうやって制御するか。
   
こういう問題意識がサヨクにないんだよね〜。
「僕は汚い大人になんかならないもん!」みたいな馬鹿ばっかりだもんなあ。
まあ「必要悪」に居直るウヨクも似たようなものだが。
    

1 ブレジネフ体制末期からゴルバチョフ登場まで
2 ペレストロイカが打ち出されるまで
3 ペレストロイカの本格的展開
4 諸民族のパンドラの箱
5 迷走するペレストロイカ
6 八月クーデターとソ連邦崩壊
7 社会主義の死亡宣告
8 昨日のソ連と今日のロシア

■『国家の崩壊』
著:佐藤優、聞き手:宮崎学
刊:にんげん出版/2006年2月